起業家育成事業 Training Program for Start-Up and Operation of The Nippon Foundation Home-care Nursing Centers

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笹川保健財団は日本財団の助成を受け、2014年度より在宅看護センター起業家育成事業を行っています。
本事業では、10年程度の経験のある看護師を対象に在宅看護ステーションの開設に必要な経営スキルや地域と連携するために必要なスキルを学ぶことが出来る8ヶ月間の研修を運営しています。

なぜ私たちがこの事業を行うのか

■高齢者に高度な侵襲的な医療は必要?
現在日本は世界で類を見ない超高齢化社会に入っています。
2040年には65歳以上の高齢者人口は30%を超えるとも言われています。
高齢者、特に後期高齢者に必要なのは、病気を治す為の手術や点滴と言った侵襲的な治療よりも、持病があっても “Quality of Life”(生活の質、人生の質と人々の尊厳)を保ちながら生活ができることです。

■人生の最期をどこで過ごしたいですか?
病気になった時、人生最期の時、皆様はどこで過ごしたいでしょうか。厚生労働省の調査によると60%の国民が自宅で過ごしたいと答えていることが明らかになりました。また医療従事者程、在宅で最終段階を過ごしたいと答える割合が高くなっています。
現在、自宅で亡くなる人の割合は13%程で、この中には事故死や自殺、孤立死などが含まれている為、看取られた数はもっと少なくなります。
諸外国の在宅における看取り率と比較しても日本は低い結果となっています。病院で働く看護師が地域に出ることで、住み慣れた自宅で最期を迎えることができると考えます。

在宅死亡率と訪問看護師数


在宅死亡率と訪問看護師数

人生の最期を過ごしたい場所はどこですか?


人生の最期を過ごしたい場所はどこですか?

■訪問看護ステーションの廃止
現在約150万人の看護師が就業していますが、訪問看護ステーションに従事している看護師は約2%です。
国民の60%が自宅で療養したいと答えていますが、2017年の訪問看護ステーションの新規開設数が1,221件であるのに対し、廃止・休止数は710件と半数以上でステーション数は結果的に微増となっています。

■看護師が経営を行う時代
看護師は就労年数を重ねるごとに看護の技術術能力は磨かれますが、在宅看護ステーションを運営するためには、看護技術の他に、経営スキルや地域と連携するスキルが必要となります。
そこで、笹川保健財団ではこれらのスキルを習得できる8ヶ月間の研修と開業の支援を行っています。8ヶ月の研修を終えた看護師が地域に出て活躍することで、皆様の“Quality of Life”を高めることができると考えています。

研修内容

第一線で活躍する講師陣による講義

在宅看護センター起業に向け、多方面で活躍する講師陣を招き、在宅看護・医療や法制度等の知識に加え、人材管理・育成、経理事務など、起業・経営に必要なスキルも身に付けていきます。

起業を見据えた実習

本研修を修了し起業した事業所を中心に、複数の事業所にて実習を行います。訪問同行による在宅看護の他、起業に際するアドバイスや、経営者に必要な人事・経理の実務を学びます。

事業計画の作成

講師によるコーチングを受けながら、起業に必要な「ビジョン」「経営方針」「中長期計画」「資金計画」などを作成し、修了前に発表を行います。

研修スケジュール(予定)

研修スケジュール(予定)

こんな方が受講しました!

  • 受講時年齢

    グラフ 受講時年齢

    40・50代が中心
    20代からも挑戦可!

  • 看護経験

    グラフ 看護経験

    看護実践・管理経験の
    ある20年以上が多い

  • 在宅/訪問看護経験

    グラフ 在宅/訪問看護経験

    在宅経験なしの
    受講者も多い!

2014年度~2018年度受講者数:67名

修了者の声

  • 第4期修了者 丸山 美智子さん

    第4期修了者 丸山 美智子さん (一般社団法人 幹 代表理事)

    大学病院救命救急センターや重症心身障がい児施設で勤務した間、様々な急性期症例や先天性疾患に関わりました。心身の障がいを残しての退院後、どのような生活が待っているのか、いつも心に引っかかっていました。そして、人々の生活により深く関われる訪問看護を意図しはじめた時、本事業を知りました。それぞれの分野で最先端を走る先生方の講義、先駆的取り組みの施設見学など、あっという間の8カ月は文字通り充実しており、単に視野が広がっただけではなく、激変する社会にどう向き合うかを学びました。「世界に日本の在宅看護を伝える」という大きな夢を抱かせてもらえた研修でした。現在は、和歌山で初の「日本財団在宅看護センター」として日々奮闘しています。6期生の方々との交流を楽しみにしています。

  • 第5期受講者 江戸 英雄さん

    第5期修了者 江戸 英雄さん (コモド訪問看護ステーション 代表理事)

    この研修を通し、看護はもちろん看護以外の分野について多くの学ぶ機会に恵まれ、より広い視野で物事を見、考えることができるようになったと実感しています。8カ月間の学びは、かけがえのない貴重な経験となっています。これまでも訪問看護師として地域を駆け回り、たくさんの方との出会いと別れを経験してきました。そこには、十人十色の涙あり、笑いあり、感動ありの充実の日々があり、在宅/訪問看護は地域の生活を豊かにする大きな可能性を持っていることを痛感してきましたが、今後は自分が思い描く「在宅看護センター」を起業し、地域に大きな根を張り、必要とされるセンターを目指したいと思います。そして、ここで出会った仲間と『看護が社会を変える!』を実現していきます!

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