研修と起業支援について

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「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業

~看護起業家になるための8か月間の研修~

「日本財団在宅看護センター」
起業家育成事業
2020年度 7期生受講者募集中

■在宅看護センター起業家育成研修とは
「看護師が社会を変える」をモットーに、看護師を主体とした在宅看護ステーションを起業・運営するための人材育成プログラムです。必要なのは看護実践の経験と起業への強い意志で在宅看護経験は問いません。8か月の研修を通し、起業家・管理者としての知識だけでなく、覚悟・責任感・マインドを養い、1年以内の起業を目指します。また、起業後の支援体制を敷きながら、全国各地に起業した開業者たちのネットワークを活用し、社会にインパクトを与える活動を展開しています。8か月の研修期間中80名を超える講師陣による約180コマ(1コマ90分)の授業の他、3~7週間の実習、県外を含む施設見学を行います。

受講者数 6年間で67名の看護師が受講しました!

研修内容

第一線で活躍する講師陣による講義

在宅看護センター起業に向け、多方面で活躍する講師陣を招き、在宅看護・医療や法制度等の知識に加え、人材管理・育成、経理事務など、起業・経営に必要なスキルも身に付けていきます。

起業を見据えた実習

本研修を修了し起業した事業所を中心に、複数の事業所にて実習を行います。訪問同行による在宅看護の他、起業に際するアドバイスや、経営者に必要な人事・経理の実務を学びます。

事業計画の作成

講師によるコーチングを受けながら、起業に必要な「ビジョン」「経営方針」「中長期計画」「資金計画」などを作成し、修了前に発表を行います。

研修スケジュール(予定)

研修スケジュール(予定)

研修概要

1.講義内容

  • 行政社会力

    今後の保健医療政策を概観し、保健医療関連分野の基礎に加え、地域社会における保健専門職としての看護師の役割を確立するために必要な知識を学びます。

    • 社会福祉総論
    • 介護保険制度
    • 総合/社会リハビリテーション
    • 医療保健経済概論
    • 人口減少時代の医療・福祉
    • 在宅医療・介護の連携推進
    • 地域包括ケアの実践と訪問看護への期待
    • 多職関連携 など
  • 事業運営力

    顧客は誰なのか、何を求めているのか、市場調査・財務・税務・労務の知識を獲得し、地域の特色・ニーズに対応し、事業継続と発展性を考える力を習得します。

    • 経営/マネジメント
    • 在宅看護業務をめぐる法的諸問題
    • 「事業計画」を創る
    • 創業時の資金調達と計画書作成
    • 経理業務
    • 看護研究の倫理と実践
    • 人事労務管理
    • 保健医療文献検索・調査 など
  • 看護実践力

    社会と医療が変容する中で、看護の原点を見失うことなく、しかし、狭い範囲に閉じこもらず、未来志向のcureとcare両方に配慮した看護をどのように実践するのか考えます。

    • 地域包括ケアと運動器の障害
    • 高齢者・障がい者医療の特徴
    • 在宅のメンタルヘルス
    • フィジカルアセスメント
    • 呼吸器・循環器・消化器系の生理・解剖
    • エンドオブライフ・ケア
    • 神経系の機能と構造
    • 看護実践と倫理
    • 高齢者の神経系と認知症
    • 高齢者・精神障がい者在宅支援 など
  • 保健連携力

    多職種連携を可能とする幅広い保健関連の知識と情報を修得し、地域社会の健康ゲートキーパーとなる能力を身につけます。

    • 検査医学
    • 口腔ケア
    • 相談機能をもった訪問看護
    • 在宅における栄養管理支援
    • スピリチュアルペインとそのケア、在宅緩和ケア
    • 在宅がん患者のQOL
    • 災害看護
    • 在宅医療の薬物療法・薬理
    • 鍼灸 など

2.実習プログラム

本事業の修了者が管理する事業所を中心に、それぞれの特徴を持った在宅/訪問看護事業所および看護小規模多機能型居宅介護事業所において、受講者個々の経験、地域性、希望等に合わせ、在宅/訪問看護の実務、経営者に必要な人事・経理の実務など起業・経営に必要なノウハウの習得を目指します。

実習プログラム 実習の様子

実習の様子

実習プログラム 兵庫県立総合リハビリテーションセンター見学

兵庫県立総合リハビリテーションセンター見学

3.事業計画作成

フォロー体制

コーチング:
事業計画発表の前に、研修の講師に個別にコーチングを依頼することができます。
特に、自分では気付かないアピールポイント、
不安要素や検討が不十分な点などを洗い出し、アクションプラン、事業計画を作成します。

資金計画策定:
資金計画についての講義のほかに、受講生個々の事業計画に沿った資金計画、現実性、
将来展望などについて講師にアドバイスを求めることができます。

「日本財団在宅看護センター」
起業家育成事業
2020年度 7期生受講者募集中

こんな方が受講しました!

  • 受講時年齢

    グラフ 受講時年齢

    40・50代が中心
    20代からも挑戦可!

  • 看護経験

    グラフ 看護経験

    看護実践・管理経験の
    ある20年以上が多い

  • 在宅/訪問看護経験

    グラフ 在宅/訪問看護経験

    在宅経験なしの
    受講者も多い!

2014年度~2019年度受講者数:85名

修了者の声

  • 第4期修了者 丸山 美智子さん

    第4期修了者 丸山 美智子さん (一般社団法人 幹 代表理事)

    大学病院救命救急センターや重症心身障がい児施設で勤務した間、様々な急性期症例や先天性疾患に関わりました。心身の障がいを残しての退院後、どのような生活が待っているのか、いつも心に引っかかっていました。そして、人々の生活により深く関われる訪問看護を意図しはじめた時、本事業を知りました。それぞれの分野で最先端を走る先生方の講義、先駆的取り組みの施設見学など、あっという間の8カ月は文字通り充実しており、単に視野が広がっただけではなく、激変する社会にどう向き合うかを学びました。「世界に日本の在宅看護を伝える」という大きな夢を抱かせてもらえた研修でした。現在は、和歌山で初の「日本財団在宅看護センター」として日々奮闘しています。6期生の方々との交流を楽しみにしています。

  • 第5期受講者 江戸 英雄さん

    第5期修了者 江戸 英雄さん (コモド訪問看護ステーション 代表理事)

    この研修を通し、看護はもちろん看護以外の分野について多くの学ぶ機会に恵まれ、より広い視野で物事を見、考えることができるようになったと実感しています。8カ月間の学びは、かけがえのない貴重な経験となっています。これまでも訪問看護師として地域を駆け回り、たくさんの方との出会いと別れを経験してきました。そこには、十人十色の涙あり、笑いあり、感動ありの充実の日々があり、在宅/訪問看護は地域の生活を豊かにする大きな可能性を持っていることを痛感してきましたが、今後は自分が思い描く「在宅看護センター」を起業し、地域に大きな根を張り、必要とされるセンターを目指したいと思います。そして、ここで出会った仲間と『看護が社会を変える!』を実現していきます!

  • 第3期修了者 佐伯 聡子さん

    第3期修了者 佐伯 聡子さん (一般社団法人在宅看護センター彩り)

    2017年の熊本地震直後に熊本城修復のために60億円を支援した日本財団を検索している間、傘下の笹川保健財団「在宅看護センター起業家育成事業」にたどりつき、不思議なご縁に導かれるように受講を決めました。
    看護学・医学など保健系分野以外のリベラルアーツ系学問、社会情勢・日本の展望・ビジョンとロマン、経営・労務・リーダー論・チーム力・世界の保健、様々な分野の高名な講師の熱い講義と先駆的施設の見学から広い視野をもつこと、挑戦する意味、走りながらも考え続ける大切さなど、思考の根幹に刺激を受けた充実した日々でした。
    開業2年目、今は地域づくりとして多職種の語り場・学び場(彩り紡ぐ会)を定期的に開催しています。
    着々と築きあげられつつある全国規模ネットワークを通じ、「日本の在宅看護」を世界に発信する夢を仲間と共有しています。

  • 第6期受講者 貞方 初美さん

    第6期受講者 貞方 初美さん (開業予定地:長崎県五島市)

    生まれ育った長崎県五島市を離れ、関西で看護専門学校に進学し病院看護師として働きました。
    患者さんとの関わりの中で、看護の「神髄」にも触れ、看護師という職業にやりがいを感じる一方、退院し家に帰りたいが不安がある人々が多いことも知りました。
    病を抱えた人も自宅で穏やかに過ごせるような支援と、それを地元五島で活かしたいとの想いが膨らんだ頃、インターネットで本事業を知りました。
    管理経験なく、在宅看護もほとんど分からないままの受講でした。
    しかし、研修では、ここ以外ではお目にかかれない一流講師陣の講義、困ったことには自分の事のように共に悩んでくれる同期、そして起業した先輩方に恵まれ、前向きに学ぶことが出来ます。
    離島での開業は不安が大きいですが、この研修でなら、財団をはじめたくさんの応援団を得ることが可能です。

各種支援

研修期間中および起業時には、下記の支援が用意されています。

研修期間中の支援

家賃補助:
受講に際し、遠方のため転居を伴う受講者を対象に、月額上限10万円まで家賃の補助を行います。遠方とは、公共交通機関を利用して、片道の移動距離が100km超、または移動時間が2時間を超えるような場合です。

交通費補助:
受講に際し、公共交通機関の1ヵ月の定期代が1万円を超える場合、月額上限5万円まで超過分を補填します。申請には定期券の写しを提出していただきます。

起業時の支援

起業支援:
本事業修了者が起業する際、「日本財団在宅看護センター」の活動資金として、40万円を支援します。

機材整備支援:
本事業修了者が起業する際、什器備品・訪問用備品・小規模事務所改修の費用として、160万円を支援します。

日本財団による支援

建物改修:
本事業修了者が起業後、事務所の改修工事などについて、日本財団に助成金の申請ができます。申請は1施設につき1回とし、申請は随時受け付けます。

福祉車両整備:
本事業修了者が起業後、日本財団の福祉車両支援に申請することができます。

申請は「日本財団在宅看護センター」※1と認められる事業所の開業を前提としています。
なお、補助率の要件や、対象除外要件※2があります。

1. 「日本財団在宅看護センター」… 訪問看護事業の指定を受け、笹川保健財団が「日本財団在宅看護センター」と認められると判断したもの。
2. 対象除外要件… 国庫及びほかの公営競技(宝くじを含む)の補助や、(独)福祉医療機構の助成を受ける事業、また、個人・任意団体・医療法人・宗教法人・株式会社など。

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