留学奨学金制度Scholarship Program

Sasakawa看護フェローシップ 留学奨学金

これからの保健分野を支える新たな看護職リーダー100名を育成 ー看護師が社会を変える!ー 

これからの保健分野を支える新たな看護職リーダーとして、グローバルな視点とリーダーシップを持った看護職を支援するための留学奨学金制度を設立しました。
アメリカ・カナダの、公衆衛生学、疫学、保健政策、人口動態、生命科学・医療、看護学などの分野の世界ランキングトップ10に入る大学における修士・博士課程への進学者を対象とし、授業料、寮費、保険料等の費用として年間最大1200万円と生活費月額10万円を、修士2年間、博士3年間を上限として給付します。返済義務はありませんが、学位取得後は我が国の保健分野に貢献することが強く期待されます。10年間で計100名に対して給付する予定です。

「Sasakawa 看護フェローシップ」プログラム

書類と面接による選考を通じてSasakawa 看護フェローを認定します。フェローと認定されれば、6ヶ月~3年間笹川保健財団が行うイベント等へ月に数回程度参加し、留学の準備を行います。希望する大学への接触や応募は各自行っていただきます。対象となる大学院課程への進学が許可されたフェローには、奨学金の給付が認められ、渡航費と修士2年間、博士3年間の授業料、寮費、保険料などを含む奨学金と月額10万円の生活費が給付されます。学位取得後は、我が国の保健分野に貢献することが期待されます。

プログラムのフロー

Step 3看護師が社会を変える

「Sasakawa 看護フェロー」について

Ⅰ.趣旨

実施背景

18世紀以来、人類は科学の進歩と地球上の開発を追い求め、物質的にはすばらしい繁栄をもたらしました。しかし、今や地球資源は荒廃し、経済格差、差別・偏見、異質なものの排斥といった、従来通りの物質的繁栄の追求によっては解決され得ない深刻な問題が我々の前に立ちはだかっています。
今日、看護職には単なる診療の補助といった従来の役割を超える役割が求められています。医療従事者の過半数を占める看護職が広い視野を持って今日の世界の姿を明晰に捉え、地域の身体的・社会的健康を看ることができれば、現代社会のひずみを正すことに大きく寄与することは疑う余地がありません。国際看護師協会(ICN)も、資源配分と保健医療、社会的・経済的サービスへのアクセスにおいて公平性と社会正義を擁護し、人々を敬い思いやりと信頼性と高潔さを示すことを看護職の必須の役割の一つに挙げています。
本事業は、上記の認識に基づき、今日ますます高まる看護職への期待に十分応え得る看護職リーダーを育成することを目指しています。看護職の資格と経験と社会貢献への意志を持つ人々にアメリカ・カナダの最高レベルの大学院において世界規模のダイナミズムを体感し多様なバックグラウンドを持つ仲間と切磋琢磨する機会を提供することによって、科学的に思考し社会を適切な方向に導くことができる看護職リーダーを10年間で100名育成します。
学業を修めて帰国したフェローには、フェロー同士、および当財団との緩やかな連携を保ちながら、それぞれが学んだ専攻領域の知識を集結させ、社会問題の解決に寄与することを強く期待します。

奨学金授与者への期待

外国での大学院教育を受けた看護職には、以下に述べるような能力を発揮し、大学院でのそれぞれの専攻学問領域や研究成果を活かして保健分野の改善に貢献することが期待されます。

1エビデンス

実践の場の改善や政策提言に繋がる科学的エビデンスを重視した研究を独立して(または、主導して)行うことができる

2実践力

エビデンスに基づく現場の課題を解決することができる

3リーダシップ

医療保健の実践の場の課題をグローバルな視点で捉え、多職種と共働しながら課題解決に向けたリーダーとしての役割を担う

Ⅱ.Sasakawa看護フェロー応募要件・審査方法

応募要件

  1. 英語の運用力を示すTOEFL iBT80又はIELTS6.0以上を保有すること ※直近2年間の結果を有効とみなす(TOEFL Best score不可/IELTSジェネラル不可)
  2. 日本の看護師免許を取得済みであること

審査方法

  • 履歴書・小論文(日・英)審査
  • 国内外の審査員による面接等の審査

Ⅲ.Sasakawa看護フェロー所属要件・終了事由

所属要件

  1. 国内外の専門家との意見交換会に参加する(英語によるものを含)
  2. 財団指定の国内外のレクチャー・学会に参加しレポートを提出する

※上記1,2の実施は月1~2回程度、基本的にはオンラインでの参加が可能である。

終了事由

  1. Sasakawa看護フェロー認定日から3年を超えたとき
  2. 所属要件を満たせていないなど、財団が実施する審査委員面談の結果、終了が適当と判断されたとき

Ⅳ.奨学金支援概要

下記の1と2を、修士課程進学者には2年、博士課程進学者には3年を限度として給付する。返済は不要である。

  1. 年間1200万円を上限とし、授業料、寮費、保険料、渡航費(1往復分)を修士2年間、博士3年間給付
  2. 月額10万円程度の生活費を支援

Ⅴ.奨学金応募要件

  1. Sasakawa 看護フェローとして6ヶ月以上在籍し、課題が遂行されること※Sasakawa 看護フェロー応募要件は上記を参照すること
  2. TOEFL iBT90又はIELTS6.5以上の結果を提出すること
  3. アメリカ・カナダのおおむねトップ10に入る大学の公衆衛生、生命科学・医療、疫学、保健政策、人口動態、看護学等に関する学部へ進学すること ※奨学金の給付は、大学からの入学許可証の写しの提出をもって決定する

指定大学一覧例 〜アメリカ・カナダ TOP10

Public Health
  • ハーバード大学
  • ジョンズホプキンス大学
  • ワシントン大学
  • ノースカロライナ大学 チャペルヒル校
  • コロンビア大学
  • トロント大学
  • カリフォルニア大学 サンフランシスコ校
  • エモリー大学
  • ミシガン大学
  • カリフォルニア大学 バークレー校
Health Science
(Life Sciences & Medicine)
  • ハーバード大学
  • スタンフォード大学
  • ジョンズホプキンス大学
  • マサチューセッツ工科大学
  • カリフォルニア大学 サンフランシスコ校
  • カリフォルニア大学 ロサンジェルス校
  • イェール大学
  • トロント大学
  • ペンシルベニア大学
  • ワシントン大学
Nursing
  • ペンシルベニア大学
  • ジョンスホプキンス大学
  • カリフォルニア大学 サンフランシスコ校
  • トロント大学
  • ワシントン大学
  • イェール大学
  • ノースカロライナ大学 チャペルヒル校
  • ミシガン大学
  • デューク大学
  • マックマスター大学
  • ウィスコンシン大学
  • ニューヨーク大学
  • エモリー大学
上記以外の専攻分野でも本奨学金制度の目的に合致する場合には対象とする可能性がある。大学への入学申請をする前に本財団に相談すること。
※世界大学ランキングはQS World University Rankings, SHANGHAI RANKING等の最新データに拠る

Ⅵ.留学修了後の活動

学位修得後、Sasakawa看護フェローは、フェロー同士、および当財団との緩やかな連携を持ちながら、変化に対応して世界の保健医療の向上に関与し、かつ、地域保健の向上に貢献することが求められます。それぞれが学んだ専攻領域の知識を集結させ、社会問題の解決に寄与するものとします。

Ⅶ.申請方法

第3回 Sasakawa 看護フェロー 申請【応募締切:2022年5月15日】

Ⅷ.よくあるご質問

要件・選考審査について

  • 病院勤務経験は必要ですか?
    必須ではありませんが、病院勤務経験があることが望ましいです
  • 年齢制限はありますか?
    ありません
  • Sasakawa 看護フェローになるにあたり、所属病院・団体からの承認や推薦が必要ですか?
    当財団には不要です
  • 日本の大学院を修了した場合でも応募が可能でしょうか?
    可能です
  • フェローは毎年募集しますか?
    はい、少なくとも年に3回程度募集致します
    募集時期は随時HPよりご案内いたしますので、定期的にご確認ください
  • 現在、海外に長期滞在中ですが、申請は可能でしょうか?
    可能です
  • 海外の看護師免許でも申請はできますか?
    不可です。日本の看護師免許に限り申請が可能です
  • すでに留学が決まっていますが、この場合も応募条件に該当しますか?
    アメリカ・カナダのTOP10大学への留学が決まっている場合は可能です
  • イギリス・オーストラリア等、カナダ・アメリカ以外の留学は対象外ですか?
    今のところ、対象外です
  • 海外の大学を卒業していますが、IELTSやTOEFLの点数の提出は必要ですか?
    必要です
  • フェローの合格率を教えてください
    倍率に関しては公開しておりません

フェロー活動について

  • 看護師として勤務しながらフェローになることは可能ですか?具体的なフェロー活動を教えてください
    月に数回程度のオンラインイベントや講義に数時間ご参加頂き報告書をご提出いただきます。イベントの他に、審査委員との面談も数ヶ月ごとに実施いたします。これらの活動・面談を実施しながら留学先の大学を決定していただきます。勤務日程が調整しやすいように、イベント実施の情報は開催日まで十分な余裕を持ってご連絡いたします。
  • 留学中にフェローとして行うことはありますか?
    中間報告を年に最低2回程ご提出いただきます

支援内容

  • 「修士2年間、博士3年間給付」との事ですが、最大合計5年間ということでしょうか?
    修士課程修了後に博士課程に継続進学する場合は、再度審査委員との面談・面接をしていただき、認められた方に限り5年間給付されます。
  • 配偶者同伴で渡米する場合、生活費の支給は留学している学生本人だけですか?
    学生本人が対象となります
  • コロナ以降オンラインで開講している大学院も増えていますが、その場合も支援対象になりますか?
    オンラインも支援対象となりますが、居住地によっては月額の生活費支援の金額は変動します
  • 支援を受けるには、必ず看護学部でなくてはいけませんか?
    看護学部である必要はありません。むしろ看護の目を持って別の分野を学んでくださるほうが望ましいと考えます

Ⅸ. 説明会について

定期的に説明会を実施しています。
下記フォームよりメールアドレスをご登録頂きますと、説明会参加用URLや次回以降の応募開始のご案内をさせて頂きます。

説明会申し込みはこちら

※ご登録いただいたメールアドレスに説明会のアクセスURLが配信されます

次回開催予定日時

  • 日時2022年4月26日(火) 17時~
  • お問合せ先 sasakawa_nursing_fellow@shf.or.jp (担当:田中)