チェルノブイリ関連共同研究 Chernobyl Sasakawa Health and Medical Cooperation Project

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国際共同事業として

1998年以降、ECやWHOなどの国際組織や米国の国立癌研究所(NCI)、当事国のロシア、ウクライナ、ベラルーシ3国の政府と協力し、チェルノブイリ甲状腺組織バンク(Chernobyl Tissue Bank – CTB)を立ち上げ、運営する事業をスタートしました。日本あるいは民間の組織としては唯一当財団が参加していますが、これはこれまでの地道な現地での検診活動が国際的に認められ、当初の人道支援の成果が幅広く科学研究の推進へと発展していることを意味しています。現在は、米国の国立癌研究所(NCI)と当財団、当事国のロシア、ウクライナの2国を中心に国際共事業が実施されています。

 

病理部会の様子

CTBは、手術によって摘出された貴重な甲状腺癌組織の散逸や拡散を防止し、全世界的な研究を促進するため、それぞれの当事国が責任を持って試料を管理できる制度を完備しようというものです。この甲状腺組織は手術をうけた患者の今後の予後判定や治療に大切なことはいうまでもありませんが、さらに研究成果は放射線被曝と甲状腺障がいとの関係の解明にも役立つと期待されています。日本でも、2011年の福島第一原発事故の発生以後、改めて放射能と健康の関係への関心が高まっており、その存在価値が再認識されています。

チェルノブイリを支援できる科学プロジェクトは、他に米国が二国間契約で推進している放射線影響調査などがあります。その中でもCTB は特に生体試料収集保存、解析は世界一と目されており、日本人専門家の協力が大きな力となっています。原子力防災や放射線安全防護に益するリスク評価や科学研究の推進には、日本からの継続した関与が益々重要となっています。

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