世界での活動 World Activities

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インド

笹川保健財団は、1976年度からハンセン病対策活動の支援を行ってきました。

支援開始から約25年間は、医療面での活動を集中して行いました。ハンセン病対策専門家会議やワークショップへの専門家派遣、保健省ハンセン病対策担当官やフィールドで活動する保健職員の技術研修、啓発冊子の制作と配布、薬品機材の供与の他、ハンセン病制圧キャンペーン(LEC)等のフィールド活動を広く支援しました。

広大な国土と人口を持つインドでは、活動の重複を避け効果的に対策活動を進めるために、主要州毎に当財団もメンバーとなっている世界ハンセン病団体連合(ILEP)やWHOのコーディネーターが置かれ、中央政府や各州の保健省、WHO、支援団体の活動を調整しながら対策活動を進めてきました。その結果、インドは2005年末に公衆衛生上の問題としてのハンセン病の制圧を達成しました。

しかしながら、インドは現在でも世界の総患者の6割を超える年間約13万人もの患者が新規に診断されており、ハンセン病患者・回復者に対する差別・偏見も根強く残っています。そのような中で、患者や回復者、その家族が尊厳ある人生を送るための活動が、1996年にインド南部のタミル・ナドゥ州で誕生した回復者団体、IDEAインドにより開始されました。当財団は18年間にわたり、IDEAインドによる回復者の経済自立支援、教育支援、自信回復ワークショップ開催などの活動に協力してきました。また2005年には全国レベルのハンセン病回復者ネットワーク「ナショナル・フォーラム」も立ち上がり、その後は、回復者が政府やNGOに対しての交渉力をつけるためのワークショップ、自らの基本的権利を認識するための取り組み、ハンセン病の正しい知識を一般社会の人々に広めるためにメディアの意識を向上するためのワークショップ、回復者の証しを残す歴史保存等を加えた、両団体による多面的な活動への協力を行ってきました。

インドでは2011年より、ワークキャンプ運営団体Namaste!(2016年度よりNPO法人わぴねす)が、ウェストベンガル州ビシュナプールのハンセン病回復者定着村で活動をしています。日本人学生と定着村の村人との共同ワークキャンプにより、井戸やハンドポンプの設置、家屋の修繕、ゴミ集積所の整備などを通じて、定着村の生活環境改善を行っています。当財団では、2011年から現在まで、こうした活動に協力しています。

ハンセン病状況
活動開始年
1976年
登録患者数 (2018年度末)
85,302人
新規診断患者数(2018年1年間)
120,334人
制圧達成年
2005年
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