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PCM研修を実施しました

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1​1/9(月)~11/12(木)の4日間、PCM(Project Cycle Management)研修を行いました。​PCM​は、国際協力の分野で使われるプロジェクトの企画・立案・運営・評価の手法で、在宅看護センターの起業・運営にかかわる受講生にも効果的に応用可能なツールのひとつです。

今年度から(一財)FASID(国際開発機構)が本事業のためだけに作成した在宅看護・起業をテーマとした事例について、ベテラン講師とともに参加型で進められました。

まず、事例の関係者分析を行い、問題とその問題を解決するためのプロジェクトを選択します。そしてプロジェクトについての目的・成果・投入などが1枚紙で一目でわかるPDM(Project Design Matrix)を作成していきます。それから何より大切な、効果をはかる指標の設定、モニタリング・評価について演習をまじえて学びました。

受講生からは「色々なレベル、関係者(自治体、同業者、多職種やスタッフ間)で使えるツールだ」、「問題の細分化や目的の共有、事業の見える化に役立つ」、「これから起業にむけてしなければならないことが明確になった」等、沢山のポジティブな意見がきかれました。最後にPDMや計画は1年に1度は見直し、活動の軌道修正をしながら改善していくことの大切さを教わり、研修を終えました。来年の応募を考え大阪から参加して下さったネットワーク会員の方も含め、起業への情熱とエネルギーが満ち溢れた4日間でした。