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病気による負荷をなくす

WHOのハンセン病プログラムを支援すると共に、各国のハンセン病制圧活動を支援しています。また、WHOハンセン病制圧大使と連携したアドボカシー活動も行っています。

ハンセン病はらい菌による感染症で、現在は治癒が可能な疾患です。早期発見、早期治療を行えば、目に見える障害にいたることもありません。現在、欧米や日本など、新たな患者がほとんど見つからない国がある一方で、インド、ブラジル、インドネシアなどを中心に、今なお世界全体で、年間約20万人の新規患者が毎年報告されています。

早期発見、早期治療を目的とした継続的なハンセン病対策活動が必要です。2021年4月に、WHO世界ハンセン病プログラム(Global Leprosy Programme /GLP)は、世界ハンセン病戦略(2021-2030)「ハンセン病ゼロに向けて」を発表したほか、各国のハンセン病に関するデータ収集・分析などを行っています。笹川保健財団はGLPの活動を支援すると共に、GLPを通じて、各国のハンセン病対策活動を支援しています。

また、各国の政策レベルでの活動推進を目指し、WHOハンセン病制圧大使との連携を通じたアドボカシー活動を展開しています。