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WHO笹川健康賞

笹川健康賞は、世界保健機関(World Health Organization)が、世界の人々の健康増進のため、顕著な貢献のあった個人、または非政府組織等を顕彰するもので、賞の創設以来、当財団は本賞の賞金及び記念のトロフィーの授与を行っています。賞金の使途は今後の活動の発展を奨励することを目的としています。

1984 年、「世界の人々に健康を」という WHO の掲げる目標を達成するため、日本船舶振興会(当時)会長 笹川良一が発案し、WHO 事務局長ハーフダン・マーラーとの合意によって創設されました。世界には、健康によってもたらされる豊かな生活を今なお享受することなく、困難な暮らしを余儀なくされている人々が数多くいます。過去の受賞者たちは、ユニークで革新的な方法によって住民の意欲を高めていくと共に、プライマリ・ヘルスケアの活動を通して、人々の健康増進に貢献しています。

受賞者は、WHO の執行理事を中心に、笹川健康賞選考委員会において選考され、執行理事会での議決を経て決定しています。式典は、スイスの WHO 本部で開催される世界保健総会で行われ、受賞者には賞金と記念のトロフィーが授与されます。

笹川健康賞 WHO 公式ウェブサイト
The Sasakawa Health Prize
(過去の受賞者一覧は、WHO 公式ウェブサイト内の Previous winners からご覧いただけます。)

笹川健康賞のトロフィー

コロンビア:ダビド・エスコバル博士の活動(第1回WHO笹川健康賞受賞者)保健衛生教育、保健思想の普及とプライマリ・ヘルスケアの発展に寄与した。特に、農村地域の自動の口腔衛生や眼科ケアの向上に導いた。