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ホスピス緩和ケア ドクター研修

ホスピス緩和ケアドクター研修は、2010年に合併した笹川医学医療研究財団が、2001年にホスピス緩和ケアに携わる医師の養成を目的に開始した研修事業で、2018年まで実施しました。全国のホスピス緩和ケアを行う医療施設で1年間の実地研修を行うもので、例年5名程度の医師を募集し、研鑽を積む機会を提供しました。将来のわが国のホスピス緩和ケアを担う若手医師と、ホスピス緩和ケアの先駆者をつなぐ研修は、18年で約100名近くが修了しました。

ホスピス緩和ケアの向上には、ホスピス緩和ケアに携わる医師のつながりが重要との考えから、ホスピス緩和ケアドクターの修了者と指導医をネットワーク化しました。財団はネットワークの維持を目的として、ネットワークメンバーを対象とした情報交換会の企画運営、また、メーリングリストを設け、ホスピス緩和ケアに携わる医師の情報交換の場を提供しました。