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マダガスカル医療チーム派遣

マダガスカルにおける口唇口蓋裂治療のための医療チーム派遣は、2012年度の第1回目派遣以降、昭和大学との連携のもと、昭和大学の医師(形成外科、麻酔科など)、歯科医師、看護師や昭和大学で学ぶ学生(大学院生・学部生)も含めた医療チームを派遣しています。

口唇口蓋裂とは唇や上あご(口蓋)に生まれつき裂け目がある病態で、哺乳力の低下や言語障害などの問題が発生します。アジアやアフリカの国々の、特に地方では、貧困などにより、十分な保健医療サービスや治療を受けられない子どもたちがたくさんいます。

活動は、首都アンタナナリボの南西に位置するアンチラベ市の、クリニックアベマリア病院で、日本からの移動を含む約2週間の日程で行われます。日本から医療器具を持ち込み、現地スタッフとともに、例年約25件程度の手術や治療を無料で行います。口唇口蓋裂の手術を中心に行いますが、中には医療チーム派遣の情報を聞き、火傷による後遺症の治療に訪れる方もいます。

なお、本事業の活動費は全て寄付金でまかなわれています。

診療を待つ様子