先般、千島・日本海溝で巨大地震と津波被害の新たな想定が発表されました。

南海トラフに、首都直下型地震の懸念も払しょくされてはいませんし、1、2ヵ月前には、小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石による非常事態もありました。

地震にかぎっても、わが国に安全な地帯はありません。建物は、耐震ではなく免震構造が広がっていますが、備えあれば憂いなし・・・ではありません。残念なことですが、備えても憂い続ける必要があろうと思います。では、備えているかと問われたら、皆さま、如何でしょうか？

大概のご家庭では、多少の非常時用の備えがおありかと思いますが、職場ではどうでしょうか？

私どもは、数年来、非常用防災リュックなども置いたりして参りましたが、今回は、帰宅支援目的に特化したコンパクトな災害帰宅セットを各自に準備することになりました。

転ばぬ先の杖ということばもありますが、災害帰宅セットが役に立つようなことがないのが一番です。が、緊急連絡網とともに、改めて、緊張感を高めております。

年末の話題としては相応しくはないのですが、ヒタヒタと迫っている感のあるオミクロン株とともに、皆さまも、くれぐれもご留意ください。