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今年も「ささかわ未来塾」開講 九州スタディツアー in 長崎・五島 

日本近代医学発祥の地・長崎を拠点に、被災地域や海外における「健康と人間の安全保障」を考える

「ささかわ未来塾」開講 九州スタディツアー in 長崎・五島

笹川保健財団では、「すべての人が自分らしく、よりよく生きてゆける世界」を目指し、保健・医療の現場でグローバルに活躍できる人材育成を目的に、国内外における研修、セミナー等を実施しています。2023年度からは、日本のみならず世界の健康問題を考え、対処できる人材育成を目標とした『ささかわ未来塾』を開講しています。

『ささかわ未来塾』は、日本の近代医学発祥の地長崎を拠点に、健康と安全、保健・医療・看護・福祉をめぐるわが国、そして世界の歴史と課題に触れ、考える機会となる多彩な講義とフィールド視察からなります。

 2年目となる本年は、「健康と人間の安全保障」の副題をさらに掘り下げ、日本の西の「国境」地帯である五島列島にも足を延ばし、「離島(とその保健医療)」、歴史的な「潜伏キリシタン(と迫害、差別、宗教)」そして「紛争と平和」といったキーワードのもと、保健医療を学ぶ若者が視野を広げ、新たな気づきを得ることを期待した企画です。

主催:公益財団法人 笹川保健財団
対象者:保健系の学部学生・大学院生(医学、歯学、看護師・保健師・助産師、薬学、栄養学介護福祉・リハビリテーション系大学。社会人大学院生も可。)
定員:15名程度
期間:2024年8月26日(月)~30日(金) の5日間
内容:長崎大学、五島市での講義・グループワーク(地域・離島医療、原爆医療、国際保健、災害等)及びフィールドワーク
参加費等:無料(滞在地での宿泊費用、施設見学に要する費用については主催者(財団)側で負担します。なお、現地までの交通費(往復)は、参加者負担(最も経済的かつ合理的な経路によるもの)の1/2程度を主催者(財団)側で負担します(長崎市内在住者は除く)。
応募資格:上記の対象者で、本研修の趣旨を理解し、グループワークに積極的に参加し、受講後に報告書を提出できる者
応募期間:2024年5月1日(水)~6月30日(日)予定 ※応募者多数の場合、期限前に受付を締め切ることがあります。
応募方法:応募期間内に、応募フォーム(Googleフォーム)よりお申込みください。
選考方法:選考委員会で審査を行い決定いたします。結果は2024年7月14日までにメールで通知いたします。

「ささかわ未来塾」のチラシ・ポスターは以下からご覧ください。
「ささかわ未来塾」九州スタディツアー in 長崎・五島(A4チラシ)
「ささかわ未来塾」 九州スタディツアー in 長崎・五島(A3ポスター)

【スケジュール】※現時点での予定であり、変更となる場合があります。

1日目 (26日/月) 9:00~   18:30午前:開講式、オリエンテーション、講義(@長崎大学)
「今、何故、人間の安全保障か?」
午後:講義、施設見学(長崎原爆資料館等) 「グローバル化した社会に医療人としてどのように向き合うか(仮)」
2日目 (27日/火) 8:30~   17:00午前:講義(@長崎大学) 「原爆と医療(仮)」 「原子力災害における健康影響とその対応(仮)」 「住民の意思決定支援について考える~原発事故後の健康調査を例に~(仮)」
午後:グループワーク、施設見学(シーボルト記念館、平和公園等)
3日目 (28日/水) 7:00~ 17:00午前:長崎市から五島市への移動 五島市役所訪問 午後:遣唐使ゆかりの地等島内視察
4日目 (29日/木)終日:講義、グループワーク(@五島市内) 「長崎、離島の眼差し−地域医療の原点と未来−(仮)」 「平和学」 「地域保健と在宅看護」
5日目 (30日/金)グループワーク(成果発表)、意見交換、閉講式(@五島市内) 現地解散