会長ブログ Chair's Blog

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在宅勤務という働き方

昨年12月初旬から増え始め、お正月を台無しにし、2月に入って、ようよう減少しはじめた新型コロナウイルスの第3波は、結局、10都府県に非常事態宣言をもたらしました。そして、首都圏の1都3県を除く関西の3府県と福岡、愛知、岐阜の合計6府県は、1週間早く、宣言が終わりました。

思えば、マスク、帰宅や職場到着後の手洗い、そして対人距離を取っての日常生活があたり前・・・これも新しい日常=New Normalになって、かれこれ1年近くなります。

私どもの事務所は、昨年2月末、最初に、週2日間の在宅勤務導入を決定以来、流行にあわせて、在宅での勤務日数を増やしてまいりました。そして、1年間、つつがなくというには、いささか厳しい事態もありましたが、何とか、年間事業の多くをこなしてまいりました。もっとも、世界のハンセン病対策が主体のハンセン事業や、国内でも支援している関係者たちが医師や看護師であり、もろにコロナの第一線にかかわられているため、研究的支援や地域活動はさまざまな変異を余儀なくされています。

そんなこんなの1年が過ぎて、私自身、大いに学んだことがネット活用の日々です。なんて申しますと、しっかり対応できたように聞こえますが、超高齢世代故に、とてもとてもついて行けているわけではありません。若いスタッフたちのお陰です。多くが在宅勤務の中の日常打合せ、数ヵ国の関係者との会議、大掛かりな国際会議、そして年間事業であった「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業の8ヵ月にわたる研修、その中の特に講義、突如として発せられた緊急事態にも、臨機応変に対応できたのは、管理体制ではなく、ITを存分に行使できる能力を持った若者スタッフのおかげでした。で、その余得というのでしょうか、私も、かつて国際保健を講じたかつての学生たちで、現在、海外勤務や欧米に居住している、孫のような世代との交流も可能となりました。

エライ時代・・・しかし、何と便利な時代でしょうか?

さて、まじめな話。在宅勤務を原則としても、職務上、全員が在宅はあり得ませんでしたが、スタッフの最大70%、通常は80%程度の出勤を控える体制を取り、やむを得ず、どうしても出勤を要するスタッフの移動と勤務の安全を確保したつもりです。本当に、出勤してもしなくても、色々大変でしたが、これは私どもに限ることではありません。後、一息・・・と思いたいですが、上手にしのぎたいと思います。

さて、私に限ることですが・・・在宅勤務の思いがけない弊害に気が付きました。ナンじゃ・・・それは在宅の・・ではなく、トシの所為じゃろうが、といわれたそれまでですが。

運動量が減ります。通勤というのは、意外と、良い運動になっていたことに気付きました。私は、フルに歩きますと、往復8,000歩になります。最近は、所用に追われる際にはタクシーをつかわせて頂きますが、それでも数千歩は歩いていた・・・それが、です。朝起きると、直ぐにも勤務体制に入れる一方、ほとんど動くことなく夕方まで・・・の生活は、フレイル(加齢とともに、心身の活力<運動機能や認知機能>が衰え、複数の慢性疾患などがあると、生活機能障害が起こり、心身脆弱となること)とかサルコペニア(加齢に伴って骨格筋の量が減り、筋力が低下すること)が進行することを実感しました。私より、はるかに若いスタッフも、通勤は、結構な運動であると認識しました、と申しています。今後、ITとかAIとかが、ますます発展して、遠い地域からネットで勤務することも可能となるかもしれませんが、そうなって2、30年もすると、よぼよぼ老人ではなく、中年が増えるかもと、危惧します。

3月!!

麗しい日本の春です。

まだまだ新型コロナウイルスには油断はなりませんが、時間差をつけて、郊外でなくとも、都会のあちこちにある並木や公園の中を、マスクして闊歩したいものです。

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