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Chair's Blog 会長ブログ ネコの目

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空はなぜ青い?

コロナコロナの日々が続いています。やっと予防接種が始まりだしましたが、諸外国に比し、遅々とした進行・・・この瞬間にも、通称PPE(Personal Protective Equipment 個人用防御具)という、映画やTVドラマでしか見なかったようなフル装備姿の感染予防のいでたちで、診断や治療にあたっている専門家がおいでですから、文句は申せません。が、こんな姿が馴染みになるなど、何という時代!!と、ため息が出ます。が、しかし、これが無ければ、ウイルスの思うままに感染が広がっているでしょうから、やはり、医学・工学・科学の進歩に感謝しましょう。

新たな変異株の広がりが勢いをましています。非常事態宣言の手前でもある「まん延防止等重点措置」が、新たに埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県に出ます。すでに重点措置が適用されている大阪府、兵庫県、宮城県、さらに東京都、京都府、沖縄県に加えて10都府県になりました。これらの都府県では、知事が飲食店は午後8時までに営業短縮を要請できるのです。そしてその要請から一段厳しい命令にも応じなければ20万円以下の過料・・・罰金!を科せるのです。

規則が、コロナを鎮めてくれるわけではありません。マスク、手洗い、対人距離を厳重にまもり、過密な状態をさけるのは、私たち個々人の責任です。気合をいれて、まもるべきものをまもりましょう。

こんな緊迫した日々、つい先日の桜満開が何だか遠い昔のような気がします。と申しますのも、週末、久しぶりに身辺整備を致しました。ボチボチ終活は始めていますが、日々の掃除清掃は、独居老人を口実に手抜きしがちでした。季節の移行に伴って、クリーニング屋さんに行ったり、冬越しした小さな観葉植物の栄養補給をしたりしました。

たった、1、2週の間に、蕾、三・五分咲き、アッという間に満開。そして花吹雪の翌日には、車道と歩道の段差が見えないほどの花びら、翌日にはエンジ色の花芯に代わり、今は青葉が美しい・・・「おお!今年の春のお仕事が終わりましたね!!」と桜の老木に話しかけたくなりました。

「ウンニャ・・・もう、来年の仕込みが始まっている・・・」のでしょうね。

見上げた空は真っ青でした。

空が青くみえるのは、確か、光の散乱の程度と関係があるのでした。太陽光は、本当は白いらしいのですが、虹の7色・・・アダキミアアムと覚えました。赤、だいだい、黄、緑、青、藍、紫がまじりあっている、けど、これらの7色の光は、空気中の分子に当たって散乱する・・・好き勝手な方向に散らばる・・・その際、青い光が一番厚かましい?お行儀悪い?のか、一番派手に散乱するので、私たちはその色を見ている、とならいました。

その日は、取り分け、青い光が暴れていたのでしょうか、何もかもが染まりそうなほど、青い空ブルースカイでした。このような空が、いつまでも続くように、環境も大事だと思いながら、さわやかな空気を胸いっぱい頂きました。