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Chair's Blog 会長ブログ ネコの目

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私の新型コロナ予防接種4回目《《忽那先生講演会は24日!!》》

1ヵ月ほど前、居住地の市役所から4回目の新型コロナ予防接種の案内が届きました。3回目は着実に抗体価があがるが、4回目はやってもやらなくても・・・との意見もあるようですが、重症化を防ぐことは確実とされており、後期高齢者という自分のリスクを鑑み、早速予約しました。そして今週4回目モデルナワクチン0.25mlの筋注を受けました。接種後の経過です。なお、1、2回はファイザー、3回と今回がモデルナです。

1、2回は微々たる発熱ともいえない熱感があるかなきかだったに対して、3回目は少し副作用というか、副反応がありました。

予防接種3回目の当日、夕食は軽めでしたが、夜中、接種後15時間目位に、2、3分オエッ!オエッ!となる吐き気が2回ありました。とても少ない副作用として報告されていますが、食中毒的ではなく、ほんの数分、胃がけいれんした感じでした。当然、空っぽの胃袋からは何も戻せませんでした。翌日には、接種部位を中心に上腕の痛みが始まりました。確かにワクチン注入時の針刺し辺りからですが、上腕全体が痛くなった、それは年齢の所為かもしれません。何でもかんでも、予防接種のせい、医療行為のせいにしてしまいたい気もありますが、後期高齢者では、日々、不具合が起こります。数ヵ月続きましたが、日常生活に支障あるものではありませんでした。

さて今回は、少し暑い中を歩いて、ワクチン会場にまいりました。10時半過ぎ、注射時検温は36.2度でしたが、午後遅くには36.8度に上がりました。暑い日だったので、まぁ、こんなモンと思って、水分を取りました。注射部位は、抑えると痛いといった感じ・・・今、その痛い辺りで細胞がワクチンに反応し始めているのだろう・・・などと、非科学的なことを思ったりしていました。

当日、たいして苦痛なく就寝しましたが、夜半、身体が重いというか、けだるさと腰痛で目が覚めました。ムムム・・・これは何事!です。

クーラーは弱くかけており、室温は快適、心地よい環境なのに・・・水分不足かなと常備しているスポーツドリンクをコップ一杯飲んで、再度、横になりました。が・・・うとうとしつつも、けだるさとちょっと厳しい腰痛、さらなる身体の重~い感じで寝付けないまま目覚めました。夜明け前、注射後18時間後の体温は36.7度、平熱35.7、8度から比するとちょっと発熱しています。

それにしても身体のだるさが尋常ではない!!副反応メ!!と思いましたが、解熱剤を使うよりは、横になっていたいと強く感じたため、職場に休む連絡を入れました。数時間、再度、再々度、スポーツドリンクを飲み、アイスクリームを大きめスプーンで1、2匙、収まりそうならチーズヒトカケラ・・・これらは何にせよ、発熱時や体調不調時の喜多式常食です・・・に、カット西瓜を一切れ口にしました。どれも美味しく、身体に染み渡る感じ・・・これは大したことないが、とにかく、副反応の嵐が済むまで大人しくするしかない、戦場は体内で、細胞群が闘っているのだと納得して、横になりました。

結果、注射後12、3時間目の発熱と倦怠感と腰痛、その後気付いたのは親指の付け根ほか、手指関節の疼痛でしたが、いずれも15時間ほど続き、消退しました。測った中での最高体温は37.8度、平熱から2度アップしていました。何とも表現し難い倦怠感は、解熱時には消失していましたので、単に熱感のなせるものかもしれません。

結局、ワクチン接種後14、5時間目から約半日間ほどが副反応期間でした。腰痛は残っていますが、それは予防接種以前から存在していた加齢現象のひとつでしょう。ワクチンで、何かが刺激を受け、一時的に激化したのかも知れません。

3日目には、すっかり元気になりました。ま、用がなければ、予防接種後2、3日は、ゴロゴロすればよいと云うのが学習したこと、薬剤は一切使っていません。発熱程度によりましょうが、耐えられれば、無理に解熱せずとも水分補給で良いと、自覚しました。

全国で最多数を記録している昨今の新型コロナ感染者数、相当数が予防接種しているのに、なぜか、まだ広がっています。ワクチン効果をすり抜け易い、新型が次々現れているのですね。現在広がりつつある、オミクロンBA.5は、実効再生産数(ひとりの陽性者が何人に感染させるか)が1.3を超えているようです。第7波とされている現在の感染の広がりは、これまで比較的、感染者数が少なかった地方も同時に始まった印象がありますが、ウイルス君は、まだ、未感染者が多かった地を暴れやすい新鮮な活躍の場とみなしたのでしょうか?

また、年齢別には、以前の高齢者層優位から若者優位にシフトしています。10代、10歳未満の感染者が最多で、つまり、年齢的特徴なく、どの世代でも感染する状態になったようです。

医療施設や高齢者施設でのクラスターに関しては、どうすれば良いのやら、専門家の感染が増えて、止むを得ない欠勤が増えて・・・悪循環がはじまっているようですが、メディア情報を眺めてはため息が出るばかりです。規則、規制では対処しかねる時期なのかもしれません。「マスク」、「手洗い」、「密集・密接・密閉を避ける」をまもっても生じた第7波です。が、本当に厳正に守っていたでしょうか?ま、いいだろう・・・はなかったか?です。そして、情報に振り回されずに、冷静に、自分の生活態度を見直しましょう。

ワクチンを打ったから何をしてもよい・・・のではありません。
年が若いから、大丈夫でもありません。
変異が進んだウイルスは重症化しないわけではありません。感染者が増えれば、基礎疾患をもっている方への感染も増えますので、当然、重症者が増える危険もあります。

ウイルス君は、隙間を見つけては、ドンドン、居場所を開拓しています。

現在の感染拡大は子どもたちが引っ張っているとされていますが、生まれてこの方コロナ時代しかしらない赤ん坊も、今や3歳です。子どもたちの発育発達において、コロナパンデミックがどんな影響を持っているのか心配ですが、では何が出来るのか・・・無言!!

検査のあり方も難しくなってきています。妙な言い方ですが、確実に心配な時だけ、きちんと検査する!!むやみやたらと検査して、陰性だから何をしても良い・・・などとならないように、きちんと自己学習も必要です。そして、運悪く感染しても、むやみに医療施設に頼りすぎず、自宅療養が可能な限り、隔離状態をキープして、数日間の療養を行うことです。息苦しい、顔色が悪いなどの状態があれば救急受診も必要ですが、体調に変わりない時は、定期的に検温して様子を見る・・・ことです。

色々、ご心配があれば、24日の忽那先生講演、30日の高山、忽那両先生の対談に、ぜひ、ご参加下さい。