2週間、つたないながら、毎週書いていたブログを休みました。

言い訳しますと、夏休みもバッチリ頂いたのですが、たったA4一枚が書けなかった・・・
実は、色々仕事が立て込んで・・・と格好よい言い訳をしたいのですが、仕事そのものはさして増えてはいないのです。また、質のよい成果が出ない！！と悩んでいたのでもなく、単に、今まで出来ていた仕事のゴールに、今まで通りのやり方では、今まで通りの時間では到達しないという状態が生じているのです。そして、それは今後も続く、もっと悪化することを自覚しました。

とても難しいことを手掛けて、仕事が捗らない・・・それは納得です。が、近頃は、今までやってきたことが、今まで通りには進行しない、終わらないのです。私的に悩んでいるというのではなく、やはり仕事に就いている限り、その任を果たすには最低限のことではいけない・・・決まりごとはきちんとできて当然、なのに、それが・・・という次第。

後期高齢者にランクアップして数年以上が経ちましたし、日々、出来ないことが増えていますので、加齢に関する自覚は十分あります。

「老いては子に従え！」という諺は、今や死語かもしれませんが、若い人のおっしゃることは、割合素直に聴ける、根が怠け者で、「やってもらったら楽！」に習熟しているからかもしれません。が、この1ヵ月ほどの間、なるべくご迷惑をおかけしないように、できることは自分やる・・・ちゃんとやれる、ちゃんとやった、出来たつもりでしたが、思い違いもあて、大いに周囲を煩わすことがありました。で、以下のように自覚しました。

私は、力はあるのにそれを出し惜しみするヒトを怠け者と認識しています。そしてそんな人は、正直に申して嫌いです。しかし、もてる力の如何を問わず、努力するヒトは、成果以前に評価しているつもりです。例えて申しますと、100メートルを10秒で走れるオリンピック級の人が、もし、15秒かけて走ったとすれば、それは怠けていると思います。しかし、一生懸命走っても25秒かかる人が、もし20秒でゴールインできたならば、その努力は大いに評価すべきです。
ところで、今までの私、つまり若い時の実力が25秒だったとして、今までは何とか23秒で走ってきた・・・常に努力してきたとします。が、今回ハタ！と気づいたのは、すでに30秒かかる事態が生じているのに、自分では、まだ25秒で走っている・・・つもりだったということです。結果として、ゴールには達しているので、ちゃんと出来ている！！と安心していたのですが、実際には、少し横道にそれて80メートル時点で留まっていたこともあるのかも知れません。何より、自分でチャァンと出来ているとの思込み・・・でした。

とにかく、100メートルには行き着いているのだからとの勘違いかもしれませんが、それがあるが故に、きちんとできているとの思い込み！！加齢現象の最大の問題は、このような思い込みでしょうか・・・

今週は、続けて投稿いたしたいことがありますので、まあ、お付き合い下さい。

それにしても、この猛暑、無用な外出は控えても、自宅でクーラーが効かなければそれも健康には問題です。大昔の今頃、つまり夏休み終わりころには、朝夕はしのぎやすく、真夏にはやかましかった油蝉の合唱は消えて、ミンミンゼミやヒグラシの独唱でした。

そういえば、私の住んでいる西東京市は花屋、植木屋さんが多く、結構、緑のある地域ですが、去年から蝉の声は聴こえなくなりました。温暖化・・・というより、まるで熱帯化している東京です。地中で、最低7年も幼虫期を過ごすという蝉たちにとっては、郊外と云えども、もはや東京の地中温度は生き延びられるものではなくなったのでしょうか。蝉サン、オカワイソウ・・・にではないですね。明日は、人間、わが身です。

熱中症・・・くれぐれも留意しなければなりません。が、地球も熱中症のようで、どのように地球を冷やせばよいのやら・・・皆さまご自身も、ご留意を。