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Chair's Blog 会長ブログ ネコの目

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災害と人為災害

まだ1月ですが、まったくお正月らしい気分を持てないまま時間が過ぎてゆきます。
仕方がないとかつまンないとか、残念ではありません。ちょっと無力感とでもいった感じです。

色々ありますが、まずは年の初め、能登半島のほんとうにチョッパナが震央の地震!最初マグニチュード5.5、すぐにマグニチュード7.6の地震が発生しました。2日の飛行機事故・・・すごいことでしたがJAL機においてはどなたの命も失われなかったこと、感動ものでした。運もあるでしょうが、訓練の成果と思います。訓練といえば、民間レベルで日本ほど訓練が行き届いている国はないと思いますが・・・

またしても大地震が起こったのです。そしてその度にいつも思いますが、大地震の起こったあたりはしばらく揺れが続いていた・・・という話。でも、それが警告になっていない、なら、そんな話は何なのさ!です。

それにしても今回の地震、並外れて巨大。能登半島各地の震度が7、そして長崎県と沖縄以外の45都道府県・・・ほぼ日本全域が揺れました、広範囲です。そして、東北大震災とは規模が異なりましたが、たった数分で津波が押し寄せました。

1月22日現在、亡くなられた方は232人、安否不明は22人です。そして、このような数字はどう理解されるでしょうか?災害はしばしばというより、常に死亡や行方不明、けが人の数で表現されます。阪神淡路大震災では死者6,432人、東北大震災は15,859人、熊本地震は276名、そして今回は232人です。阪神淡路は火事が、東北大震災では津波が、熊本と能登は地震そのものによる死亡と関係しています。耐震や免震、耐火も進んでいて、それは結構なことですが、それでも被災は大きく、多数者が命を失うのです。

Yahooニュースより
Yahooニュースより

能登の地震では、広い範囲で海岸部が隆起して町の面積が1.3倍になった(輪島市門前町黒島町)とか、4メートルも岸壁が隆起したところもあるそうで、数千年に一度の地震との話もあります。だから、とっても運が悪かったでもなければ、次の1000年の安全が保障されるわけでもありません。

救援は徐々に進行しています。が、高齢者優位の地域の、復興も復「旧」も難しい気がします。
そして、今後、日本の地方はますます高齢地区ばかりが増えるであろうことを思えば、どのような街づくりが必要なのか・・・考えても答えは出ずに、ため息がでます。

笹川保健財団では、「看護師が社会を変える」との意気込みで進めている「日本財団在宅看護センター」ネットワークを通じた支援として、これまで現地石川県で在宅/訪問看護に従事してこられたケア関係者への支援を開始しました。目下、多少の消耗品補給に過ぎませんが、救援者の救援の形を継続します。

自然災害の発生に怒っても仕方ないので、ちょっと人為的なことについて愚痴を!
昨今の政治の世界です。私は政治行政の重要さは人一倍実感していると思っています。というのは、長年関わった開発途上国で、どんな良い支援をしても、政治家に信念なく行政機構が脆弱な場合、絶対に継続しません。ですから、民主主義、つまり民<タミ>という私たちがしっかりしないとだめだと考えています。選挙という権利も100%行使してきました。

が、最近の日本の状態、派閥解消すれば良いみたいな話が聞こえますが、そもそも派閥ってなんなのでしょうか?ややこしいものを作って具合が悪くなったらトカゲの尻尾キリみたいにやめまぁすって!こんなことを繰り返していたらいい国が出来るとは思えません。ヤーメタ!っといえば一見落着するとお思し召しなのでしょうか。いやしくも、選良とも呼ばれる国のマツリゴトを律するお立場であった賢い方々のお言葉とも思えないことを、毎日、聴かされていると、ホントに本当に、国会議員ってあんなに沢山必要なのかしらんと、思います。

が、このような人々を選んでいるのは自分たち・・・無力感です。最たる私(たち)が作った人為災害ですね。この災害に対しては、どんな訓練が有用かつ必要でしょうか・・・