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テイラー・スウィフト

私には異文化そのものの方ですが、テイラー・スウィフト(Taylor Alison Swift 1989.12.13~)は2023年のTime誌の「今年の人」にも選ばれた、現在の世界的に最も優れたそして魅力的なシンガーソングライターです。先日の東京ドームでの4夜連続公演・・・すごい騒ぎのようでした。

米タイム誌は6日、毎年恒例の「今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」に世界的人気を誇る米国のシンガーソングライター、テイラー・スウィフトさん(33)を選出したと発表した。 タイム誌は「文化的にも商業的にもアーティストとしての功績は数え切れない」と評価した。(2023年12月6日、ロイター

1989年のお生まれ・・・日本は昭和が平成にかわった年、私は10年間、アフガニスタンに侵攻していた旧ソビエト軍が撤退しつつあった同国の復興支援にかかわる保健事業のため、パキスタン・ペシャワールのUNICEFアフガン事務所に勤務していました。ずいぶん昔?でもあり、ほんの昨日のような気もします。

さてさて芸能界についてはまったく疎いのですが、ここ数日、視覚効果賞をとった『ゴジラ-1.0』や長編アニメーション部門を受賞した『君たちはどう生きるか』でにぎわっているアカデミー賞が世界の映画界の最高峰の賞であり、テレビのそれはエミー賞で、舞台はトニー賞、音楽がグラミー賞であることは何となく知っています。

その音楽界最高の賞であるグラミー賞は、ググり知識ですが、「アメリカでの音楽「産業」の優れた作品を創出した人をたたえ業界全体の振興と支援を目的とする賞」とあります。Music industry音楽産業とありますが、最も権威ある音楽賞で、毎年2月の授賞式では、有名アーティストがさまざまなパフォーマンスを繰り広げる・・・それこそが大きなビジネスになっていると思いますが、ま、華やかなお祭りです。ニュースやyoutubeで、ほんとにチラ見するだけですが。

そのグラミー賞の今年の受賞者テイラー・スウィフトは、これまでに同賞受賞が14回を数え、さらに最も栄誉ある賞らしい「年間最優秀アルバム賞」をたった20歳の時に受賞、最年少受賞者だったそうです。そのうえ、この歴史的な賞「年間最優秀アルバム賞」を4回も受賞していることもとてもとてもビッグなことですね。先月2024年2月の東京ドーム公演は外国人女性アーティストとして初めて4夜連続だったとか、とにかく、1夜の観客数が55,000人、4日で22万人ですから、現在世界最高のエンタテイナーであることは事実、そのすごさには言葉もありません。

しかも東京公演終了後には、時差17時間を利用して、自家用ジェット機を駆って現在の恋人トラビス・ケルシーが出場する第58回スーパーボールの場にあらわれています。アメリカ人がアメリカンフットボールでいかに興奮するかは想像を絶しますが、このスーパースターは疲れもなく華やかに応援し、恋人ケルシー属するカンザスシティ・チーフスはめでたく優勝です。テイラー効果でしょうか。

私がテイラー・スウィフトの名前を意識したのは同じくTime誌2017年の今年の人でした。この年は“The Silence Breakers(沈黙を破った人々)”と題して複数者が取りあげられました。(Time)どんなことへの沈黙をやぶったのかですが、それは世界を席巻した「 #MeToo運動」でした。具体的な事故!があったかどうかよりも、アメリカ芸能界を揺るがせたこの運動movementに、まだ若いこの方が名を連ねられたことに、ちょっとびっくりしました。

そして、割合最近ですが、2022年5月18日には、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われた、コロナで中止となった2020、2021、2022年とあわせて3年間のニューヨーク大学の卒業式で、名誉博士号を受けられました。その時のスピーチ(YouTubeより)ではなかなかにうんちくの深い言葉が並んでいました。シンガーソングライターですから、ご自分の唄を作詞されるわけですが、世界最大の言葉の使い手なのだ!と感心しました。

テイラー・スウィフトは2017年に「The Silence Breakers」の一人としてパーソン・オブ・ザ・イヤーに選出されており、複数回選出された初の女性となった
2022年5月18日 ニューヨークのヤンキー・スタジアムでのニューヨーク大学卒業式(2020、2021、2022)で名誉芸術博士号授与されたたテイラー・スウィフト
ハーバード大学Stephanie Burt教授と‘Taylor Swift and Her World.’のシラバス(右)
約300名が受講(YouTube)

そんな中で、昨年末、こんどはハーバード大学でテイラー・スウィフト(の歌詞)を素材にしてコースがはじまるとのアナウンスがありました。(ハーバード大学HPより)
担当教員はハーバード大学教育学部英語教授Stephanie Burt先生、大学の広報によりますと月水12:00~13:15の講義です。Burt先生は、テイラー・スウィフトのヒット曲「You Belong with Me」を初めて聴いた時、当時流行していた他のポップソングよりもはるかに「良い」「魅力的」と感じられたそうです。そして14年後、まだ、彼女のファンであるというBurt先生がハーバード大学英文学部で「テイラー・スウィフトと彼女の世界」という授業を開講されると。
この授業では、スウィフトの歌詞、音楽、影響力を深く掘り下げ、彼女の作品を学問的にも解析しスウィフトの芸術性理解のために関連性のある他の多数著者の作品を読むことで単位を得ることになるそうで、2月に始まった講義では、約300名が受講しているとのことです。

素敵な話ですね!

もっとではなく、もっともっともっと若くて、もっと英語力があったら受けてみたいと思いました。