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Chair's Blog 会長ブログ ネコの目

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軍備力と平和の前書き・・・言い訳 と 帯状疱疹

2週間、ブログを怠けました。

二つ理由があります。ひとつは、7月上旬から、帯状疱疹???という症状・・・左側の頭、左手で左がわの頭を押さえたときに、ちょうど掌〈てのひら〉が当たる部分がチクチク、ピリピリ、イライラする感じがはじまりました。

「頭が痛い‼」という場合は、頭の中が痛いと感じるのですが、今回は明らかに外側・・・たまたま出張中でしたが、私の場合、何処に出張しても面談する相手の中には、地域でバリバリ活動している訪問/在宅看護師ドノがおいでです。

で、その協力者の医師を受診し、発疹<ほっしん>はないけど・・・三叉神経(さんさしんけい=顔面神経)の第一の枝の範囲に限局しているから・・・神経の走行に沿って起こる帯状疱疹の疑いが大きいとして、投薬を受けました。

で、軽快したのですが、その後、左の耳が痛い!!数年来、補聴器を使っていますが、そのせいではなく、ココ二耳がアリマスよ!と自覚させられる重ぉ~イ鈍痛。で、東京に戻り、以前の職場を受診しました。

なんと、中耳炎!!その昔、大昔ですが、小児科医時代には、毎回の診察で中耳炎のお子さんを診ていました・・・が、なんと子どもの病気と思っていた中耳炎!! 加齢に伴って免疫能が落ちているのだと、納得しました。そして活動の範囲を制限するときが来たと理解しました。それがブログ怠けの最初の理由。

ついでですが、帯状疱疹の説明・・・ 

評議員を仰せつかっている社会法人恩賜財団済生会の先生方の説明を活用させていただきますと、「帯状疱疹とは、水痘(すいとう、 水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症」です。通常、初めてこの水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水痘(水ぼうそう)として発症します。そして水痘とは、ほとんどが子どもの頃に感染して発症します。概ね、1週間程度で治ります。通常は、大して厄介ではない、ありふれた子どもの感染症です。稀に大人でも、かかったことがなければ感染します。

脱線しますが、その昔、受け持ちの坊やの水ぼうそうが20代妙齢の看護師ドノに感染しました。そして、あろうことか眉と眉の間、つまり鼻の上方に瘢痕が残りました!「私がオヨメに行けなかったら、センセイ、どうしてくれますか!」といわれ続けました。数年後、彼女の結婚式に招かれた時、素敵なパートナーに、心からお礼を申しました・・・

で、水ぼうそうは厄介ではない・・・のですが、ところがドッコイ!

治癒後もウイルスは体内の(背骨の中で上下にのびている)神経の神経節に潜伏します。長ぁ~く長く潜伏するのです。そして、歳をとったり、ストレスや過労などの際に、ウイルスに対する免疫力が低下すると、眠っていたウイルスめが再活性化し神経を伝って皮膚に到達し、痛みを伴う赤い発疹(ほっしん、 赤いぷつぷつ)を生じます。これが帯状疱疹なのです。通常は、一生に一度しか発症しないとされています、が、長生きが当たり前になった現在、「免疫低下が度々起こると、再発することもあります。」ということ。

そして、ある神経に沿って広がるために、一定の部位がピリピリ、イライラするのです。私の場合は、三叉神経(顔面神経)の一番上の枝の範囲のようです。

中耳炎は、それとは関係ないようですが、いずれも免疫能が落ちているためであることは共通です。

もうひとつは、ウクライナ、パレスチナ・・・その他の地域紛争の消長と、79年前の6月23日、実質的な沖縄での旧日本軍の戦闘が終わった日、まもなくのヒロシマ、ナガサキの日などなどを思いながらちょっと調べ物をしました。軍隊について、です。

広辞苑には、「軍隊とは一定の組織で編成されている軍人の集団」とあり、「軍人とはいくさびと。軍士、兵士」とあり、「軍士は兵士と同じ、軍師 1」とあり、「兵士は、軍隊で、士官の指揮を受けるもの、兵隊」とあり、「軍師 1は、主将に属して軍機をつかさどり、謀略をめぐらす人」とあります。軍機とは、軍事上の機密です。

軍隊は、通常、兵器をもち、それを扱うスタッフである兵士からなります。兵器は、つまり人を殺める装置、格好よく戦闘力といってもそれは人殺しが可能な装置、力ですから、どのように扱うかについては厳密な規律が必要です。では、同じく拳銃などを所持する警察と何が違うのでしょうか?警察も、社会、国家の治安をあつかいますが、軍隊は、ある国に対抗する、つまり敵と戦うことが目的の集団であり、警察は、社会公共の安全と秩序対する障害を除去するため、国家権力をもって国民に命令し強制する権力をもちますが、あくまである主権国の範囲内に限られます。

私は、かつて途上国の定義に、「国家の安全を保障する兵士や警察官と、将来を作る教師にきちんと給料が支払われていない国」と述べたことがあります。国の外の、いやな言葉ですが「敵」に立ち向かう軍隊、そして国内の「悪」に対峙する警察という二つの組織は私たちの治安そして安全を保障してくれるものですが、そこで働く人々にきちんと給料が払われていることが肝心、それがあってこそ私たちは安心して暮らすことができると思うからです。では、日本に軍隊があるの?です。そんなこんなで、まとめがつかない1、2週間でした。が、今週から、少し、詰めて書きます。

今日は、その言い訳だけを記しました。

何はともあれ、猛暑警報が頻々と発せられています。

水分補給やエアコンも大事ですが、日中の高温時には外出しない・・・ことですね。新型コロナで、風邪症状があれば移動するナ!でしたが、2、3ヶ月は、高温時は外出するナ!!も必要です。