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国の形 2 高千穂

約2年前、2017年9月27日に、宗像大社のことを書きました。10月1日は、その秋の祭り、みあれ祭です。

日本の国産みの物語・・・神話では、伊弉諾尊<イザナギノミコト>と伊弉冉尊<イザナミノミコト>の子どもたちが天照大神<アマテラスオオミカミ>、月読<ツクヨミ>、素戔嗚尊<スサノオノミコト>(3番目に蛭児<ヒルコ>がいるという説もある)で、それぞれ、アマテラスは天=高天原<タカマガハラ>を、ツクヨミは天/滄海原<アオノウナバラ>を、スサノオは夜の食国を治めよと父イザナギから命じられたが、それを断って天から追い出された・・・『古事記』という、もっとも古い歴史書?によれば、スサノオはそれを断り、母神イザナミのいる根の国に行きたいといい、泣きわめき、父イザナギの怒りをかい追放される。そこで母の故地、出雲と伯耆の間の根の国へ向う前に、姉アマテラスに会いに高天原へ向かう。が、アマテラスは、マッチョで武力派の弟が攻めて来たのかと武装して会う。スサノオは、邪心はないことを証明するために誓約<ウケヒ>を行おうと姉神に提案する。

ウケヒとは何じゃと思われますよ、ね。神様の間で行われる占い・・・とでも申しましょうか?

アマテラスがスサノオの持つ十拳剣<トツカノツルギ>噛み砕き、息として吹き出した中から三柱<ミハシラ>の女神が生まれた。この女神たちは、アマテラスの神勅によって、玄界灘(海北道中)に降臨された・・・それが、現在の宗像大社の沖津宮(沖ノ島)の多紀理毘売命<タゴリヒメノカミ>、中津宮(大島)の多岐都比売命<タギツヒメノカミ>、そして辺津宮(九州本土の宗像市)の市寸島比売命<イチキシマヒメノカミ>です。スサノオは、自分に邪心がないから、自分の持ち物である剣からはたおやかな女神が生まれたと宣告しました。ちなみに、スサノオは、アマテラスの「八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」を受けて取って噛み砕き吹き出した息の霧からは、五柱の男神が生まれたのです。

で、そのアマテラスがおられたのはどこか・・・

その一つが、宮崎県高千穂町とされています。この9月、やっと高千穂に参りました。云われてみれば、そうなのですが、タカチホは、九州の、ほぼ真ん中でした。南北に長い九州ですが、福岡空港から約3時間弱、宮崎空港からも3時間、そして東西に狭いので、熊本空港からは2時間半だそうですが、ちょっと簡単に行けない・・・ま、神様人口?過密な神の国ですから、そう簡単に行き着いてはいけないと、思いました。

私は、午後の高速バスで、福岡から下りました。熊本市を超えると九州自動車道をはずれて、阿蘇の外輪山のそのまた外をたどる感じで宮崎県に向かいます。山また山ですが、ところどころに古くからの趣ある集落があります。不便と思うか、自然リッチで豊かな生活環境と思うかは、ひとそれぞれ・・・

そして夕闇迫る頃、高千穂入りし、翌日、絵ハガキで馴染みの自然、神様めぐりを致しました。

日本の国は、どうしてできたのか?日本人とは誰なのか?私たちのご先祖さまは、本当に神様から生まれたのか・・・神話と歴史の狭間・・・次回、また。

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