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パンデミックの中で。COVID-19というウイルスの厄介さ

またまた新型コロナウイルス・・・しか書くことがないの?とお叱りを受けそうですが、そうです。世界中の話題は、新型コロナウイルス一色です。そしてその流れは、一向にゆるむことはないようです。

私どもの仲間、日本財団在宅看護センター起業家ネットワークでは、数度のネット会議、消耗品入手経路の情報、そして何より、感染を防ぐため防御具の工夫を含む知識の交流によって、しっかり連帯して、それぞれの地域をまもって下さっています。ありがたいことです。

一方、日本各地での移動制限は、欧米のような法的背景のある都市封鎖(Lockdown)ではなく、緩やかな要請です。確かに、繁華街の人の流れは、時に80%近く減少していますが、ちょっと中途半端な感は否めません。徹底的にやらないと、やった様な気になって飽きてしまったり、そうはいってもね・・・式に移動することで、感染の危険を広げたり、ちょっと中途半端に見えます。手前ミソですが、在宅勤務体制の財団では、常に80%の移動をカットしています。もちろん色々な不備がないわけではありませんが、どうしても移動が必要な職種・・・その代表が保健医療職ですが、そのためにも、事務所勤務の私たちは移動制限を徹底したいと決意しています。シンガポール、台湾そして韓国では流行抑え込みに成功していますね。私たちも、もう少し社会性を強くすべきでしょう。

さて、何とも厄介な新型コロナウイルスですが、Science誌2020年4月20日号に、興味深い論文がありました。「コロナウイルスは、頭のてっぺんからつま先まで、どれほど強烈な悪業を為すか?“How does coronavirus kill? Clinicians trace a ferocious rampage through the body, from brain to toes”です。つたない訳ですが、添付しておきます。

Science20200417 COVID-19はいかに人を殺すか?日本語

世界中の、第一線の保健医療専門家が予防、早期検出、治療そして治療薬やワクチン開発に時間と熱意とを投じているか、そしてあらゆる分野で様々な努力が傾けられているかは論を待ちませんが、それよりもウイルスの方がしたたかなのでしょうか。この論文を読むと、単に呼吸器系だけではなく、人間の身体のあらゆる部位で、今までになかったような病原性を示しているようです。

でも、私たちは負けるわけにはまいりません。物理的な隔離もさることながら、多様な治療手段を行使し、そして経験と知識を共有し、さらに連帯という人間だからこそ可能な手段を講じて、この小さくて凶悪な微生物に立ち向かい続けましょう。

一日も早く、あの時は・・・と思い出話が出来る日を迎えたいと切望しています。

The Promise and Peril of Antibody Testing for COVID-19 – JAMA

Reports suggest many have had coronavirus with no symptoms – AP

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