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世界のコロナ・・・アメリカの惨状

2020年7月29日付けNew York Timesに“U.S. Surpasses 150,000 Coronavirus Deaths, Far Eclipsing Projections(アメリカのコロナウイルス関連死は、予測をはるかに超えて15万人に至った)”との記事が出ていました。

わが国のそれに比して、人口が約3倍とはいえ、世界のリーダー的な存在である(と、私のみならず、多くの人が思っていると、私は思っていますが)のに・・・どうなっているの?という気がします。人々の行動と共に、ウイルスの感染を予測することがいかに難しいか、とも指摘されていますが、ちょっと恨みっぽく、大統領や専門家は、もっと少ないと云ってたのに・・・ともあります。

そして、国の感染症当局は、4月にはアメリカ国内では、せいぜい、6千人程度と予測しているとしていたけれども、数週間後には7万人と変更し、大統領は5月に急に感染者が増えた時には7万5千人から10万人・・・と云われたけれど、7月29日には15万人!!と報じています。以前の予測と違って、急に増えたのは、確かにウイルスは蔓延している・・・にしても、住民や政治家による対ウイルスへの行動様式を正確に予測することの難しさだとしています。

記事によると、イェール大学のバージニア・ピッツァー疫学教授曰く、「予測が本当に難しいのは人間の行動だ」「人々はどの程度社会的距離を縮めようとしているか?マスク着用に政治はどれくらい影響するか?などなど、これらの要因のすべてを考慮して予測することは不可能だ。」と指摘しています。わが国は、上手くいってる!!と胸を張ることは、ちょっと控えましょう。

いずれにせよ、記事では、アメリカ人が、今ほど科学的予測を要していることはない。ウイルス感染者数のグラフがソーシャルメディアを埋め尽くし、テレビには疫学者が出まくっており、Anthony S. Fauci博士を知らない人はいなくなりました。

が、新型コロナウイルスの広がりを予測しようとする統計モデルは、確実なデータはほんのわずかしかない時期から、予測を始め、絶えず修正を繰り返さねばなりません。

2020年7月29日水曜日の夜にアメリカで報告された感染者数は440万人、そしてその中の150,909人が新型コロナウイルスで死亡したのです。それも本当はもっと多いかも・・・・と。

最近、新型コロナウイルス感染者数は、ここではなく、直接、大統領府に報告せよと、大統領から、ちょっと嫌がらせ的対応を受けているアメリカの疾病対策予防センター(CDC)は、一部地域では、感染者数は、報告より2〜13倍も多いかも・・・とも発表していますが、ちょっと想像を絶します。公式に報告されている死者の数は、世界的流行が始まった初期には、新型コロナウイルス関連の死を把握できていなかったかもしれないのだそうです。1日1千人の新型コロナウイルスによる死者数とは、アメリカはどうなっているの?との疑問を抱かせます。

わが国はよかったではなく、兎にも角にも、個人でできる対応、毎度繰り返しますが、適正なマスク着用、ていねいな手洗い、密集地を避ける=ソーシャルディスタンスをまもる、そして出来る限り、外出を控えることを守りましょう。さもなくば、どうしても活動をやめられない保健医療関係者、街の清掃ごみ処理の方々、郵便や物流、交通移送、警察や消防、さらにスーパーやコンビニエンスストアで働いて下さる方々の安全を守れなくなれば、社会はどうなるでしょうか・・・も一つ、教育は、難しいですね。

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