会長ブログ Chair's Blog

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灯火親しむ秋・・・お勧め本

白秋と云う言葉があります。

北原白秋の白秋です。これは古代中国における陰陽五行説(オンヨウゴギョウセツ)由来ですが、それによりますと春は青、夏には赤(朱)、秋には白、冬には黒(玄)の色が当てられています。その陰陽五行説とは、中国の春秋戦国時代(紀元前770年、周という古代王朝が都を洛邑<今の洛陽市>に移してから、紀元前221年、秦<シン>が全土を統一するまでの時代)に生れた陰陽説(簡単に云うと、陰と陽、善と悪・・・二つに分ける、二つからなるとの考え)と五行説(万物は火、水、木、金、土の5元素からなるという説)と云う別々の考えを、より複雑なことを説明するためにくっつけてできた説だそうです。

さて、その白秋、秋・・・を感じる間もないまま、一足飛びに玄冬が来ました。けど、しばらく、気分は秋におきましょう。「GO TO何やら」もあります、紅葉も見ていないですね。いえいえ、食欲の秋ですか?そう、会食は少人数で、離れて座って、静かにモグモグです。しばらく、ネットコンパもありましたが、やはり一堂がよろしいようですね。ですが、まもるべきオキテは徹底的にまもって、お互いに迷惑をかけないことが大事です。保健医療従事者をエッセンシャルワーカーとして、護ることは大事ですが、教育者、警察や消防、交通機関の従事者、物流・・・コンビニも閉まったら困ります。皆、エッセンシャル必須の働き手です。

危険をおかさない秋の過ごし方・・・酒は静かに一人で呑む・・・度を過ごさないようにね。

それから、灯火親しむ読書の秋もありますね。

最近、読んだ面白い本です。

なぜ、この本に行き当たったか・・・シリーズの一冊を手にしたことで、結局、5冊を読んでしまいました。

『ざんねんな いきもの事典』です。帯にあった「NHK Eテレにてアニメ化決定!!」につられたのではなく、監修されている今泉忠明先生のお名前で買ってしましました。

日本には、野生のヤマネコが2種います。1960年代に、西表島で見つかったイリオモテヤマネコと、それ以前から存在は知られていたようですが、知名度がイマイチだった長崎県対馬だけに生存するツシマヤマネコです。共に、遺伝子分析から、ベンガルヤマネコの亜種とされていますが、どちらも国内希少野生動植物種です。前者、イリオモテヤマネコは、小説家戸川幸夫氏が入手された標本を、動物学者の今泉吉典先生に提供されたことから、最初は、亜種でなく、独立した新種ではというので、ちょっとした騒ぎになりました。ネコです!!だから、私も、医学部卒業後、Cecilの内科学教科書を読みながら、新聞記事を集め、今泉吉典先生の『イリオモテヤマネコ』本も購入しました。私の、猫本コレクションのどこかにあるはずです。

『ざんねんな いきもの事典』の監修者今泉忠明先生は吉典先生のご令息でした。で、猫のご縁で手にした一冊ですが、読みだしたらやめられません、面白い!

小学生対象らしいですが、マ、イッカ・・・「カバのお肌は超弱い」とか、「ヤブイヌのメスは逆立ちでおしっこをする」とか、「ウシは一日に180リットルのよだれをだす」とか・・・その挿絵が素敵です。で、結局、『もっと ざんねんな いきもの事典』、『続 ざんねんな いきもの事典』、『続々 ざんねんな いきもの事典』のおまけに『さらに ざんねんな いきもの事典』まで・・・

このシリーズには、絶滅種の恐竜の話も出てきますが、実は、排せつや生殖に関する事項もたくさんあります。「ニホンザルはおしりが赤いほどモテる」「タガメのオスは卵をまもりメスはこわそうとする」などなど・・・何となく読むというより、見ている内に知識がたまってくる・・・素敵な本です。字も大きいので、高齢者にも読みやすい、お勧め本でした。

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