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公益財団法人 日本吟剣詩舞振興会様よりご寄付を頂きました

(左より)笹川陽平WHOハンセン病制圧大使、沼崎富日本吟剣詩舞振興会会長、喜多悦子笹川保健財団会長、岡晄蘭日本吟詠晄蘭会会長

5月18日、公益財団法人 日本吟剣詩舞振興会様より、60,600,207円のご寄付をいただきました。これは、長年に亘り、詩吟を愛好された細井美津子様がご逝去にあたり、「ハンセン病制圧に役立てて欲しい」と日本吟剣詩舞振興会様に残された遺産を、当財団の活動資金として全額寄贈いただいたものです。

細井様は30年以上にわたり、日本吟詠晄蘭会に所属し、岡晄蘭会長に師事して詩吟に励まれてきました。生前、教育問題にご関心をお持ちであったとのことから、いただいたご寄付は、ハンセン病により十分な教育を受けることが難しいハンセン病患者、回復者やその家族の就学支援のための奨学金等として使用する予定です。

日本吟剣詩舞振興会様には、平素より会員様向け機関紙「吟と舞」誌上で、ハンセン病回復者支援への呼びかけをして頂き、これまでも会員の皆さまから多くのご芳志を頂戴しております。この度、細井様より遺産の一部をご信託いただけたことは、このような長年の会員の皆様からご支援に由来するものであり、心から感謝申し上げます。

細井様のご冥福をお祈りいたします。