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看護師が社会を変える!「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業の第2弾を開始しました

2014年から7年行った表記事業の第2弾は、既に地域で活動している訪問/在宅看護事務所での実務研修(On the Job Training、以下OJT)として、2023年6月末に開始しました。

OJT形式が機能するか‥いささかの危惧はありますが、地域包括ケアの中心的役割を担うため、各地域の保健医療ニーズをくみ取り、自立しつつも各種保健専門職との調整役を担い、かつ、安定した事業を継続しうる起業家となる『覚悟』を涵養する初期集中研修を開催しました。

行政、実務の在り方、地域在宅医療の専門家の講義の中で、訪問看護制度の歴史、在宅医療・看護における現状と課題、将来を見据えた地域医療と在宅看護のあり方について、短時間でしたが、拡張高く濃厚なメッセージをこめて語られ、4名の新規受講生の姿勢がピリリと引き締まりました。また、今後のOJTの受け皿にもなる既開業のネットワーク先輩3名からは、起業への経緯、研修受講、起業後の困難と対応など、教科書にはない生の実践知識が語られました。

先輩起業家と4名の新規受講生たち

受講生には、各地の「日本財団在宅看護センター」ネットワーク内での、文字通りOJTと、中期、後期の集中講義を含めた約6カ月の研修後、2024年1月には、開業計画の発表を行っていただきます。

今後は、実施中の研修の経過を見ながら、年度後期の新規募集も検討する予定です。ご関心のある方は、当財団メールマガジンにご登録の上、今後の募集情報や研修の活動レポートにもご注目ください。

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