JP / EN

News 新着情報

ハンセン病ワクチンLepVaxの当事者参加型臨床研究にむけ、グローバルヘルス技術振興基金より支援を確保

笹川保健財団は、アメリカハンセン病協会 (以下、ALM)とオズワルドクルス研究所とともに、公益社団法人 グローバルヘルス技術振興基金(以下、GHIT Fund)より、臨床試験段階にあるハンセン病ワクチン事業のための支援を受けることが決まりました。

ハンセン病ワクチンLepVaxの開発は、ALMが主導する国際的なイニシアティブで、今後の段階として、ハンセン病蔓延国の一つであるブラジルでの臨床試験が予定されています。当財団は、この研究にハンセン病を経験した当事者が参画することを支援し、WHOが推奨する「当事者参加型ハンセン病サービス」*のモデルとなる先進的な当事者参加型の研究事業の実施を目指します。

GHIT FundのCEOである國井修氏は、「日本の強力なリーダーシップとグローバル・パートナーとの協力のもと、NTDs(顧みられない熱帯病)に向けた新製品開発に投資できることを大変嬉しく思います。」と述べています。

*Guidelines for strengthening participation of persons affected by leprosy in leprosy services, World Health Organization, 2011, License: CC BY-NC-SA 3.0 IGO.
https://iris.who.int/handle/10665/205169

公益社団法人 グローバルヘルス技術振興基金
https://www.ghitfund.org/jp

プレスリリース

アメリカハンセン病協会
オズワルドクルス研究所