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モザンビーク出張

2007年5月1~8日、モザンビークを訪問しました。
まずは、北部ペンバで開かれたハンセン病と人権のワークショップに、中央大学の横田先生と助手の久保田さんと参加しました。

ワークショップには、北部各州から約50名のハンセン病回復者と、アンゴラから2名が参加し、自らの体験と地域で直面する問題について意見交換しました。司会担当の横田先生が質問すると、先生の気さくなお人柄もあり、参加者はリラックスして積極的に発言する人が目立ちました。
なにより圧倒されたのは、日本人出席者が会場に入ると、ほろほろっという独特の口笛とリズミカルな踊りと歌で歓迎してくれたこと。かなり高齢だと思われる女性参加者がノリノリで踊っていました。日本ではまず見ない光景。モザンビーク人のパワーは凄いです。
一方、ワークショップ中に会場でいただいた昼食では、その中の一品が、白身魚の天ぷらでした。なぜ、ここで天ぷら??と思いましたが、ポルトガル領時代の名残のようです。日本の天ぷらはポルトガルから入ってきた食文化だったと思い出しました。妙にモザンビークに親しみを覚えた瞬間です。