WHOハンセン病制圧大使ニュースレター WHO Goodwill Ambassador's Newsletter

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45号 大使メッセージ:Stakeholderとしての回復者

ハンセン病対策には「回復者が主役とならねばならない」と私は2004年のインドでの会議で初めて問題提起をした。そして回復者の皆さんは、ハンセン病制圧と病気に伴うスティグマをなくす為に、極めて重要な役割を担っていると申し上げた。これは長年ハンセン病の医療、社会両面での闘いに従事してきた私の信念である。

さまざまな会議や会合、メディア・コンファレンス、国連の人権理事会の席においても、私は回復者の皆さんを前面に立てて彼ら自身の声が広く届くよう、彼らを招きいれ、後押しをしてきた。インドでは回復者の全国組織ナショナル・フォーラムの設立のお手伝いをし、次第に影響力のある組織となった。最近では、インドのビハール州において、回復者組織 Bihar Kushth Kalyan Mahasanghの代表者達が、州保健大臣と対座し、ハンセン病コロニーの家屋、土地所有権、年金、その他重要な問題について陳情し、その結果、州政府は訴えに基づいて現在政策を見直し中である。

この度マニラにおいてWHOの主催で、ハンセン病の保健サービスなどに回復者の皆さんの力をどのように借りるかというガイドラインづくりの会議が行われたのは誠に喜ばしい。ようやくWHOも回復者の皆さんが政府のハンセン病対策に貢献できることに気づいてくれた。回復者の皆さんは、常に与えられる立場から、自ら言葉で発言し、他のstakeholderたちと一緒に仕事をする立場へと変わったのである。これは非常に画期的なことであり、回復者自身の尊厳回復への道でもある。

回復者の皆さんは経験不足からとまどっている人もいるかも知れない。しかし心配することはない。あなた方には大きなポテンシャルも能力もある。WHOの決定を歓迎し、今後あなた方回復者が中心的なstakeholderとして、ハンセン病制圧、汚名と差別撤廃、そして我々の目指すleprosy-free worldを実現するために大きな貢献をされることを期待したい。

WHOハンセン病制圧大使  笹川 陽平

45号PDF

MESSAGE: Primary Stakeholders(Stakeholderとしての回復者)

MANILA REPORT: From ‘Clients’ to ‘Partners’

INTERVIEW: Don’t Forget Us

COLUMN: Questionable Questions

HUMAN STORY: Man with a Message

AMBASSADOR’S JOURNAL: African Sojourn

NEWS: Japan’s Leprosy Literature

FROM THE EDITORS: TERMINOLOGY

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