WHOハンセン病制圧大使ニュースレター WHO Goodwill Ambassador's Newsletter

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94号 大使メッセージ:メディアの誤解

私は、第14回目のグローバルアピールのため1月末にインドを訪れたが、その際に私はかなりの頻度でレポーター達にどうしてインドでハンセン病がこんなに増加しているのかと聞かれることに驚いた。これらの質問は、昨今2年間のハンセン病制圧キャンぺーンによって、多くの人々がハンセン病と診断されたことが引き金となっているように思われる。何人かのメディアの人たちから見ればハンセン病がインドに舞い戻ってきたと感じるようだ。

 

国家ハンセン病撲滅キャンペーンは結果を創出している。ハンセン病患者発見キャンペーン、ハンセン病重点キャンペーン、ハンセン病認識キャンペーンは新患を早期に見つけることができ、その結果、早期発見される患者が増え、一時的に患者数は増加しますが、二、三年後には大幅に減少することになります。患者の増加は活動が活発化したことを意味します。よって、このプログラムはよく動いているといえます。

 

ハンセン病による身体の障がいが残る症例が少ないほど、この疾患自体が恐ろしくなくなります。そしてハンセン病は他の病気と同様に、完全に治癒できる病気であるということを多くの人に分かってもらえるようになります。それはハンセン病に対する偏見や差別を減らすことにつながります。

 

「ハンセン病増加!」と新聞の見出しにあると読者の目を引くかもしれません。 しかしながら、2005年に公衆衛生問題としてハンセン病がインドで制圧された以後の10年間に行われたどのプログラムよりも、今回実施しているキャンペーンは積極的で効果的な活動を行っております。まだまだインドでハンセン病のない世界を実現するには多くの努力が必要です しかし、インドで今日行っているキャンペーンを見る限り、「ハンセン病がインドに舞い戻ってきた」というメディアの報道は誤解です。ハンセン病制圧活動からの患者減少より、活動の活発化による患者の一時的増加の方が健全な情報といえます。

WHOハンセン病制圧大使 笹川陽平

94号PDF

WHO Goodwill Ambassador’s Newsletter No.94

Message: Changing the Narrative (メディアの誤解)

Report: Somalia refocuses on leprosy

Spotlight: Case-finding in the Philippines

Focus: A committee to help immigrants with leprosy

Feature: A former hospital colony gets a make-over

Ambassador’s Journal: Bangladesh, Myanmar

News: People’s assemblies

From the Editor: CHANGING LIVES, CHANGING THE WORLD

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