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看護職の「海外留学奨学金制度」新設に関する記者発表会

たった今、標記の記者発表会を終えました。

日本財団との協働により、看護職(看護師、保健師、助産師)が、アメリカ・カナダの公衆衛生、保健科学、看護学系の大学院で、疫学、人口動態、保健政策、公衆衛生、その他保健医療また健康に関連する学問分野を研修、研究し、修士または博士号を取得するのを支援する事業です。10年間に総計100名、総額約30億円という巨大な奨学資金です。

私ども笹川保健財団はその受け皿となります。

内外の看護系専門家のご協力を得て、新たなグルーバルな視点をもった看護職リーダーの輩出をすすめてまいります。

日本看護協会会長 福井会長よりご挨拶を頂きました

新型コロナウイルスの出現は、日々の生活に制限を加えているだけでなく、今までの仕組みの見直しをも強いているように見えます。

取り分け、すべての人々の基本的人権のひとつである健康をどうまもるか、そのための手段をどう維持するか、その仕組みはどうあるべきか。そして、何を、どう構築し直すか。

超高齢少子化が進行するわが国では切実な問題です。

さらに、わが国のみならず、西ヨーロッパや中国の豪雨禍、南北アメリカやオーストラリア、また北欧でも発生している山火事、さらにカナダの異例な熱波・・・

気象異常や環境変化を含め、日本、そして世界の人々の健康をどうまもるか・・・新しい視野視点をもった看護職が担うべき役割は膨大だと考えています。

この看護職に特化した壮大な新しい事業を拡散させて下さい。そしてそのより良き進展のためにご支援をお願い致します。

日本財団 笹川会長より日本の看護師に向けた期待が述べられました

エモリ―大学留学後、米CDCにて勤務中の現役看護師の時枝夏子氏よりオンラインでコメント頂きました