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第2回日本在宅医療連合学会大会ーネットシンポジウム

日本各地の行動制限が、ほぼ、解消されると、やはり人出が増え、そして、またまた、感染者数も増えました。朝夕の通勤時間帯の乗り物も以前ほどの混雑ではありませんが、でも、ウイルスは、確実に人々の間を渡り歩いています。繰り返しますが、不要不急の外出を控え、マスクと手洗い、そしてソーシャルディスタンスという個人個人が守りうる行為で、このウイルスの感染を防がねばなりません。人出の波に1、2週間遅れて、着実に広がるこの新顔ウイルス、なんとも厄介なやつですね。

ニンゲン世界に侵入したコロナウイルス族としては7番目のこの病原体の正式な名称は、2019新型コロナウイルス(Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2、略称hsSARS-CoV-2)です。約20年前に、現れた重症急性呼吸器症候群コロナウイルスの親戚で2番目という意味です。そしてこのウイルスによって引き起こされる病気の名前は、2019年新型コロナウイルス感染症(Novel Coronavirus disease 2019)で、短くCOVID-19です。

さて、この週末、昨年、日本在宅医療学会と日本在宅医学会が合体して生まれた日本在宅医療連合学会の、第2回日本在宅医療連合学会大会が開催されました。新型コロナのパンデミックがなければ、名古屋市で開催される予定でしたが、いち早く、ネット開催が決まりました。

当財団は、昨年の第1回大会では、「日本財団在宅看護センター起業家育成事業」の経過と成果を報告させていただきました。今年は、それに続いて、各事業所の経営状態をテーマとするシンポジウムを持たせて頂きました。詳しい内容は、別に記載するとして、全体プログラムについての感想です。

この学会は、いわゆる基礎「医学」的な治験実験の方法論や結果、また、珍しい症例の報告・・・それらで得られた成績や数字についてが主題ではなく、あくまで地域で、特に自分の家、すなわち在宅での療養や人生の最期を送る人々への多種多様な職種によるケアの実態、あり方、そこで得られた知見が発表され、意見交換がなされると申せます。私どもにとっては、どの部門に参加しても、必ず、学ぶべきことが沢山あります。とは申せ、2日間で、シンポジウム35、スポンサードシンポジウムが2、コロナ関連特別企画シンポジウムは5、基調講演4、教育講演が4、ランチョンセミナーは16、もちろん大会長講演もありましたし、「人生の最終段階を考える」市民公開講座・・・その他一般発表はポスター・・・あまりにも盛り沢山で、どこに入ろうかともたもたされた方もあったかと思います。私は、財団発表の「起業家看護師による在宅/訪問看護センターの経営状況の分析」では司会を致しましたが、その他、いくつかのシンポジウム、特別企画、優秀賞に選ばれた研修修了生を含め、現在研修中の仲間を含めますと、ポスターに採択された4演題をマーチするという忙しさでした。

駆け出しの医師として、いくつかの学会デビューをさせて頂いた半世紀も昔の緊張を思いますと、ネット開催、背景にそれぞれの地域の雰囲気も伝わる仕事場らしきところからの参加、隔世の感を否めないことは事実ですが、大げさに学会!!と思っていた学術の場が、とても身近になっているのは良いことだと思いました。

一般社団法人日本在宅医療連合学会 代表理事 会長 蘆野吉和先生、

第2回日本在宅医療連合学会大会会長をお勤め下さいました国立長寿医療研究センター三浦久幸先生、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

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