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在宅看護ネットワーク・6件目の看多機が開設しました!

「日本財団在宅看護ネットワーク」で6件目となる護小規模多機能型居宅介護事業所(通称:看多機<カンタキ>)が佐賀県佐賀市にオープンしました!

2018年度に「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業の研修を終えられた馬場美代子氏が代表を務められます。以下馬場さんのコメントです↓

笹川保健財団様、佐賀市、佐賀県から支援を受け、私たち法人「一般社団法人居笑(いえ)」の思いの詰まった建物が完成し、2021(令和3)年4月1日、念願の看護小規模多機能型居宅介護事業所を開設することができました。

私は、1995(平成7)年から訪問看護に従事してきました。訪問看護は、在宅療養生活にはなくてはならないサービスだと確信していましたが、ご家族の介護疲労で在宅療養が継続できない方や、ショートステイを併用しても、自宅療養では個別性あるケアが継続できなかったり、また、それを利用することが嫌な方もあり、色々な方の最後を看る中で、もう一つ異なる包括的な支援サービスがあるといいと気づきました。
2012(平成24)年度に介護保険制度の中に看多機のサービスが創設されました。私が居住する地域には、看多機事業所は、1か所しかありませんでした。

新たに、一般社団法人「居笑(いえ)」として看多機「ぴりーぶ」を開設するにあたり、地域で療養を続けたい方々の生活を支えるサービスを、着実にそして継続して行えるよう、スタッフ一同とも、力をあわせて努力致します。ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

一般社団法人 居笑(いえ)
看護小規模多機能型居宅介護 びりーぶ
管理者 馬場美代子


看多機びりーぶメンバー。管理者の馬場氏は、後列右端。

事業所外観
居室内観
共有スペース

看多機は、ご自宅での療養を主体としながら、訪問看護/介護泊まり(ショートステイ)通い(デイサービス)を組み合わせ、利用者一人一人に合った柔軟なサービスが提供できる介護保険下のサービス及び事業所で、全国に719事業所あります(2021年3月25日時点)。

看護師が主体となっている為、医療的ケアが必要な方にも安心して住み慣れた地域で療養生活を送ることができ、厚生労働省や日本看護協会も推進している事業の一つです。日本看護協会からは、看多機の概要や活用例をまとめた動画もYouTubeで公開されています。ぜひご覧の上、看護師がつくる看多機へのご理解・ご支援のほどお願い致します。

↓「看多機ってなに?」~看護小規模多機能型居宅介護の概要~↓

↓「看多機ってどんなところ?」~具体的な活用例のご紹介~↓