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【新型コロナ対策】看護と介護の連携で地域を守る!

日本財団様からの「新型コロナウイルス緊急支援募金」910万円の支援を受け、在宅/訪問看護事業所と介護事業所の連携による地域の感染対策力強化及び、その後の連携・協調体制構築を目的とした活動を行いました。
※日本財団・新型コロナウイルス緊急支援募金「11.在宅看護センターをハブとした地域感染対策」にあたります⇒こちら

地域の相談役としての看護師

型コロナウイルス感染症の流行により、サービス停止や不安を抱えながら継続している介護事業所が多い・・・そんな現状から日本財団在宅看護センターを拠点に、介護士に対する感染症予防策の指導、必要な衛生資機材の提供等を実施し、地域の感染対策力の向上、さらにはその後もいつでも相談できる関係構築を目指しました。

近くに相談できる在宅看護師がいることは、利用者のみならず、介護事業所にとっても安心安全につながるのではないか。新型コロナのピンチをチャンスにする試みがスタートしました。

訪問介護士向け簡易マニュアル

護師には”あたりまえ”の感染対策も、介護職や利用者にとってはコロナ禍で初めての経験です。在宅看護センター管理者の協力を得て、感染リスクの高い場面を想定した簡易[スタッフマニュアル]を作成しました。

A6サイズ(A4を4つ折りしたサイズ)になるように印刷し、ラミネート加工をすると消毒もできて便利と好評をいただきました。⇒マニュアルダウンロード(PDF)

下記事業所向け対策チラシと併せ、ぜひご活用ください!

↑クリックすると全ページ閲覧できます。
防護具は外す時こそ慎重に!

訪問看護STにできること(A4)
事業所向けマニュアル

全国17都道府県・40在宅看護センターから広がる、つながる

海道から沖縄まで、全17都道府県の40の在宅看護センターから、スタッフマニュアルと感染防護具セットのサンプルを持参し、地域の訪問看護ステーション100件超と連携しながら、320超の介護事業所へと連携の輪が広がりました。

<介護事業所からの声>

医療との距離を感じていた自分でしたが、協力・協調というスタンスに勇気とケアのプロをめざす仲間意識を教えられました。本当にありがとうございました。

訪問介護事業所として訪問看護事業所とネットワークができ主に医療的な相談でき、とても良いプロジェクトだと思います。

所内研修講師など今後の依頼も検討させて欲しいです。

訪問看護が入っていない利用者が発熱した時も相談に乗ってもらいたい、PPE着脱の研修の講師をお願いしたいです。

日々感染症のリスクと隣り合わせの中、地域で活躍する医療保健・看護・介護職の皆さまに感謝申し上げますと共に、各職種の強みを活かし、連携しながら、コロナ禍でも安全安心の生活を守っていただけるよう、財団としても応援して参ります。

感染防護具を着用してみました@北九州
感染防護具の説明をしにきました@北九州