[エチオピア]「世界ハンセン病の日」啓発活動
フランスの社会運動家であるラウル・フォレローが提唱した、毎年1月最終日曜日の「世界ハンセン病の日」には、世界各地でこの日を記念したハンセン病の活動が行われています。
エチオピアでは、ENAPALが2000年から継続して、「世界ハンセン病の日」啓発活動を行っています。2011年1月には第12回目にあたる「世界ハンセン病の日」啓発活動を行いました。
第12回目は中南部のオロミア州ジンマ市での開催となり、ハンセン病についての正しい知識の普及と、患者・回復者の人権の回復、平等な権利に対する理解促進を目的とした活動を行いました。通信会社の協賛を得て20万人の携帯電話に、ハンセン病の偏見をなくすためのメッセージを送付したほか、パネルディスカッション、自転車レース、5000m走などを行い、3000人を超える人が参加しました。
イベントの様子は地元や全国ネットのテレビやラジオで放送され、多くの人にハンセン病の正しい知識を楽しみながら知ってもらうことができました。
期間 | 2010年度 |
対象地域 | オロミア州ジンマ市 |
協力先 | ENAPAL(Ethiopian National Association of Persons Affected by Leprosy:エチオピア全国回復者協会) |