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フィリピン クリオン島の復興活動状況~沿岸部への支援

12月8日のクリオン総合病院での救援物資に続き、遠隔地での緊急支援物資の配布作業と医療巡回が行われ、沿岸部にある4つの村で260家族へ支援活動を行うことが出来ました。地理的に距離があるにもかかわらず支援の手が差し伸べられたということに村人は非常に喜び、復興への励みとなったとのことです。
沿岸部への支援はボートで行われました。浅瀬への移動にはさらにバンカ(banca)と呼ばれるフィリピンの伝統的な舟に乗り換えなければなりません。
沿岸部の多くの住民は漁業で生計を立てていますが、今回の台風で家屋のみではなく、生計を立てるためのボートも失ってしまいました。

救援物資の配布にあたっては、沿岸部の住民自ら、数少ないボートを提供してくれたり、積み荷を降ろしたりと、進んで協力してくれました。

下の文章はクナナン先生から頂いた報告書の抜粋です。
“At the end of the day, as the sunset set in, the team and the people visited were all happy, that we have provided them a little help and comfort and they have given us profound spirit of humanity.” ~一日が終わって日が暮れる頃、支援チームも支援を受けた村人も皆とても幸せな気持ちでした。我々は少しの物資と癒しを提供し、彼らから深い思いやりや助け合う精神をもらったんです~