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参加者募集中!公開講座【共に老いる中で「死」をどう考えるか】

財団恒例の公開講座シリーズとして、2024年は、【共に老いる中で「死」をどう考えるか 〜ケアを受ける人も担う人も〜】をテーマにしたオンライン講座を開催します。
終末期の人、その家族そしてケア担当者をどう支えるか・・心理的・倫理的・社会的解説をうけ、生から死への文化を考えてみませんか。

講座の詳細・ご登録方法

各回ごとの受講も可能です。(事前登録制)参加ご希望の方は、参加する回のテーマをクリックし、遷移先より参加登録をしてください。

・参加登録完了後、Zoomより当日の入室方法についての確認メールが届きます。届かない場合は迷惑メールフォルダーなどをご確認ください。
・ご参加いただくには確認メールの「ウェビナーに参加」ボタン、あるいは参加用リンクを押してご参加ください。ウェビナーIDやパスコード入力では入室できませんのでご注意ください。
・当日までにZoomを必ず最新バージョンに更新してご参加ください。古いバージョンのままですと参加できない可能性があります。


対 象:どなたでも歓迎します(特に、看護師、在宅/訪問看護師、看護学生、医師、介護関係者など)
スケジュール:※全回18:00~19:00、オンラインで開催
第1回 10月17日(木)「死ぬまでと死んだ後のケアまでひとつながりに〜地域包括ケアが目指すべきコミュニティの理念を考える」 ぬで島次郎先生  (終了しました)
第2回 10月24日(木)「エンドオブライフ・ケアについて考える」 会田薫子先生  (終了しました)
第3回 11月 7日(木)「長寿時代の臨床死生学 ― 老化の知見を医療の意思決定に活かす」 会田薫子先生 (終了しました)
第4回 11月14日(木)「看護師が倫理について考え・語り合う意義 ―臨床と修士課程の経験から―」髙橋 愛海 (Sasakawa看護フェロー、ハーバード医科大学院生命倫理学修士、慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 研究員) (終了しました)
第5回 12月12日(木)「人生最終段階への医療者(と家族、周りの者)の関わり方〜生命の終結につながる行為をどこまで認めてよいか、海外の動向から考える」 ぬで島次郎先生 (終了しました)
第6回 12月19日(木)「人生100年時代の「老い」の中の生と死」 森下 直貴先生

公開講座のチラシはこちらからご覧ください。

講師紹介

担当講座:第1回 10月17日、第5回 12月12日
ぬで島 次郎(ぬでしま じろう)先生
生命倫理政策研究会共同代表 
コメント:
第1回講義「死ぬまでと死んだ後のケアまでひとつながりに~地域包括ケアが目指すべきコミュニティの理念を考える」(第1回は終了しました)
死にゆく人とその家族など周りの者にとって、死ぬまでの間だけでなく、死んだ後のことまでが、ひとつながりの不安と悩みとなる。死に方=最期の迎え方だけでなく、死後の弔い方まで価値観と選択肢が多様化する現状とその背景を考え、その視点から、「地域包括ケア」が目指すべき理念をあらためて考えてみたい。
参考図書:『これからの死に方』平凡社新書、2016年 
第5回講義「人生最終段階への医療者(と家族、周りの者)の関わり方~生命の終結につながる行為をどこまで認めてよいか、海外の動向から考える」
諸外国で行われている生命の終止につながる医行為を、「尊厳死」「安楽死」という言葉を使わず偏りのない中立的な言葉で類型化し、それらをどこまで、どのような条件で受け入れていけるか、考えてみたい。ご登録はこちら
参考図書:『先端医療に向き合う』平凡社新書、2020年

担当講座:第2回 10月24日、第3回 11月 7日
会田 薫子(あいた かおるこ)先生
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター 上廣講座 特任教授
コメント:
第2回講義「エンドオブライフ・ケアについて考える」(終了しました)
エンドオブライフ・ケアの意思決定支援のために、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)に取り組むことが推奨されています。
北米由来のACPを日本で実践するために、文化的特徴と法制度の相違を認識した日本型のACPについて考えてみませんか。
参考図書:『ACPの考え方と実践』(東京大学出版会,2024)
第3回講義「長寿時代の臨床死生学 ― 老化の知見を医療の意思決定に活かす」(終了しました)
長寿化が進展するなか、いわゆる”標準治療”の適応の考え方にも変更が迫られています。老化が進んだ身体に過剰侵襲とならないような医療について、ご一緒に考えてみませんか。
参考図書:『臨床倫理の考え方と実践』(東京大学出版会,2022)

担当講座:第6回 12月19日
森下 直貴(もりした なおき)先生
浜松医科大学名誉教授
コメント:
第6回講義 「人生100年時代の「老い」の中の生と死」
老いには、老いの準備、活動の拡大、活動の縮小、死の準備といった四つのステージがある。それらを束ねる基軸とは何か。死者と生者のコミュニケーションという観点から考えてみたい。 ご登録はこちら
参考図書:『21世紀の「老い」の思想—人生100年時代の世代責任』(知泉書館,2022)

担当講座:第4回 11月14日
髙橋 愛海(たかはし まなみ)さん
Sasakawa看護フェロー、ハーバード医科大学院 生命倫理学修士、慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 研究員
コメント:
第4回講義「看護師が倫理について考え・語り合う意義 ―臨床と修士課程の経験から―」(終了しました)
「この行き場のない倫理的ジレンマはどうすればいいの?」と憤りを感じたことはありませんか。
医療が病院から地域に移行する中で、倫理にまつわる課題も多様化しています。
ケアを受ける側・提供する側は共にどう変わっていけるのか、一緒に考えてみませんか。