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研究助成報告会「多職種連携は面白い・・・かPart3」開催報告

2025年11月22日(土)、笹川保健財団では、当財団の研究助成を受けた研究者による「助成研究発表会(助成報告会)」を開催いたしました。本会は、研究成果の発表に加え、研究者同士が分野を越えて交流を深め、次なる研究の発展や実践へとつなげていただくことを目的としています。

当日は、医療・看護・介護・建築など多様な分野の研究者が一堂に会し、ユニークで社会的インパクトの大きい研究テーマが次々と紹介されました。表会は終始アットホームな雰囲気で進行し、参加者それぞれが「仲間を増やす場」として、積極的に意見交換を行う機会となりました。当日は、研究者に加え、Sasakawa看護フェローや、ささかわ未来塾修了者である大学生の参加もあり、世代や立場を越えた交流が生まれました。若手世代にとっては、第一線で活躍する研究者の発表に直接触れ、研究や実践の意義を学ぶ貴重な機会となりました。

発表は内容ごとに「多職種連携のシステム」「在宅医療のツール」「家族支援」の3グループに分けて行われ、総勢11名の研究者がハイブリッド形式で発表しました。各セッション後の質疑応答では、多岐にわたるテーマについて活発な議論が交わされ、研究者同士が分野を横断して学び合う貴重な場となりました。医療・看護・介護のみならず、建築・工学・IT・心理など多彩なバックグラウンドを持つ研究者が集い、社会に波及する可能性の大きい研究成果が共有されました。

笹川保健財団は、今後も「地域の保健・医療・看護の向上と拡充」に貢献する研究や実践活動を支援してまいります。研究成果が現場に届き、よりよい地域社会づくりの一助となることを願っております。