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「日本財団在宅看護センター」起業家育成研修 10期生の事業計画発表会と修了式を行いました

2026年1月22日と23日にわたり、「日本財団在宅看護センター」起業家育成研修 10期生8名と9期生1名の事業計画発表会と修了式を挙行しました。

修了者と在宅看護起業家の先輩たち

起業への期待と不安を胸に抱きながら、意欲に満ちた修了生たちはそれぞれの開業計画について発表を行いました。開業予定地の地域内における訪問看護ステーションの現状調査から、現時点における資金力および体制の自己分析まで、修了者一人ひとりが、起業に向けて新たな一歩を踏み出しました。

10期生 中ルミ
10期生 吉田査千子
10期生 内田崇史
10期生 日向園惠
10期生 高橋理恵
10期生 上野有貴
10期生 吉田強志
10期生 白瀧貴美子
9期生 中村悦子

各修了者の発表に対し、すでに開業している先輩修了者たちからは、自身の経験に基づく的確な助言や講評が寄せられました。発表会の最後には、喜多会長が総括し、日本財団在宅看護センターネットワークに新たな仲間が加わることへの期待を語りました。

今後、修了者9名は、各地へ戻り1年以内に起業を目指します。開業地は、神奈川県、埼玉県、愛知県、広島県、千葉県、宮城県、京都府、福島県、石川県の予定です。

事業計画にコメントする先輩開業者たち
期待を語る喜多会長

発表会終了後、8か月間にわたる研修課程をすべて終えた修了者たちは晴れ姿で修了式に臨みました。

笹川保健財団喜多会長の「道ははるか、行く手には高い山、深い谷が横たわっていましょう。しかし、過去十年の先輩方が踏み固めて下さった道は開けています。」との言葉で開会した修了式では、ご来賓の皆様から修了者へ数々の祝辞を頂きました。

昨今の在宅看護の重要性を述べた日本財団笹川陽平名誉会長
在宅医療・看護の専門知識と経営能力を兼ね備えた人材の重要性を述べた、厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室長 初村恵氏
在宅医療の需要が増大する中、地域医療の向上に貢献することへの期待を述べた国立保健医療科学院院長 浅沼一成氏
これからの訪問看護事業の運営には経営力が問われると指摘し、ネットワークの活用を促した日本訪問看護財団理事長 田村やよひ氏

1期生で、在宅看護センター運営協議会の議長を務める沼崎美津子さんは、挑戦する看護職が新しい価値を生み出すと強調し、信じる看護を地域で形にしてほしいと激励しました。

祝電も寄せられました。一部ご紹介します。

「看護師資格を持った起業家・諸氏との新たな出会いと、起業・経営に必要な学びの日々は、地域に暮らす様々な人々への看護実践に生かされ、これからも看護の力を存分に発揮していかれることと期待しております。」(日本看護協会会長 秋山智也)

「急速な高齢化が進む中、看護師が地域の中心となって人々の健康と生活を守る体制の構築が急務であり、同じ志を持つ仲間がまた新たに加わったことを大変心強く感じております」(日本財団会長 尾形武寿)

ご来賓、講師、先輩方と一緒に

その後のレセプションでも、多くの方々からご祝辞を頂き、今後地域医療を担う修了者たちの門出を祝いました。

一般社団法人参議院協会副会長 清水嘉与子氏
東京医療保健大学副学長 坂本すが氏
研修講師を務めた因京子氏

講師、先輩、ならびに家族や友人に見守られる中、修了生たちは研修の幕を閉じたと同時に、「看護師の力で地域保健を守る」の幕開けを迎えます。皆様のご活躍を、財団職員一同心よりお祈り申し上げます。

皆勤賞を受賞した2名
修了者から喜多会長への感謝のプレゼント