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学び、つながり、起業する「日本財団在宅看護センター起業家育成研修」。受講者が目指す看護の在り方とは?

お話を聞かせてくれた研修受講者の吉田さん(左)、中さん(中央)、高橋さん

取材:ささへるジャーナル編集部

笹川保健財団では“看護師が社会を変える”を掲げ、地域保健の現場で力を発揮できる看護師の人材育成として「日本財団在宅看護センター起業家育成研修」(外部リンク)を行っています。

この研修は、看護師が在宅看護センター(訪問看護ステーション)を起業し、管理者として運営し続けるための覚悟と知識やノウハウを、「講義」「実習」「事業計画作成・発表」を通じ、8ヵ月間かけて自ら習得していくプログラムです。

2014年に本研修がスタートして以来、115名を超える看護師が学び、これまでに開業された在宅看護センターは、2026年1月時点で31都道府県、140ヵ所以上で187の事業を展開しています。現在、超高齢化が進む日本では在宅看護の需要は高まる一方です。そうした中、在宅看護センター開業を目指す人たちにとって全国で活動する修了者のネットワークは心強い味方になります。

本記事では、本研修に参加した受講者3名と、実習を受け入れた森山薫(もりやま・かおる)さん(広島市で開業している本研修7期修了者)にお話しを伺い、充実した研修内容と得られる成果について紹介します。

組織にいるからこそ揺れる、現実と心の葛藤

2025年度の研修を受講中の中ルミ(なか・るみ)さん、高橋理恵(たかはし・りえ)さん、吉田強志(よしだ・つよし)さんは、受講まで三者三様の人生を歩んでおり、それぞれ強い志を胸に研修に挑んでいます。

――これまでの経歴を教えていただけますか。

高橋さん(以下、敬称略):介護職から看護師に転身しました。病棟勤務を5年ほど続けた頃、治療に対するさまざまな疑問を自分自身のなかで消化できなくなって挫折。紆余曲折ありましたが、訪問看護ステーションを立ち上げた友人に声を掛けてもらい、手伝うことにしたのです。

やってみたら利用者さんとの距離が近く、自分の仕事が初めて「いい仕事だな!」と思えたような気がしました。

もともとは介護職に従事していたという高橋さん

中さん(以下、敬称略):私はもともと、科学技術庁の放射線医学総合研究所でがん看護をしていました。でも、延命することが医療なのかと悩む日々でしたね。

そんなとき、カナダへ研修に行き、スピリチュアルケアに出会いました。音楽や絵画を取り入れた芸術療法(アートセラピー)など、海外にはすでに一人ひとりに向けたカスタマイズケアが当たり前に行われているところもあるのだと知りました。

ぜひこの「ケア」を広めたいと思いましたが、(病気を治すことを主体とする)病院でこれを導入するのは至難の業。それなら在宅ケアで叶えたいと考えました。

スピリチュアルケアと出会い、独立を目指したという中さん

吉田さん(以下、敬称略):私は整形外科でリハビリに携わっていたとき、素晴らしい看護師の方と出会ったのがきっかけで看護師を目指すようになりました。また、当時母親が手術を行い、身近な人を支えられるようになりたいと思ったのも動機のひとつです。

幼いときから、なぜか看護師=在宅看護のイメージがありました。在宅看護をするなら、容体が急変したときの処置なども勉強したほうが良いと考え、東海大学医学部付属病院の高度救命救急センターへ。ここでも多くのことを学ばせてもらいました。

素晴らしい看護師との出会いが、いまの自分の道を決めたという吉田さん

理想の看護の先に見えた選択肢「起業家育成研修」

――皆さんは在宅看護師として、なぜ独立開業を視野に入れ、「日本財団在宅看護センター起業家育成研修」を受講しようと思ったのですか。

吉田:東海大の救命救急に運ばれてくる方々の様子を見て「なぜここまで悪化するのか、家でどのような生活をしていたのだろう」と。同時に、地域の見守りでカバーできることがあるのでは、と改めて強い気持ちが沸き上がり、いよいよ在宅看護の現場で働き始めました。

その事業所の所長が、たまたまこの研修修了者の一期生の沼崎(ぬまざき)さんだったのです。沼崎さんの姿勢、地域とのつながり、人を育てる視点などを目の当たりにし、自分もこうなりたいと素直に思いました。

高橋:私は、先ほど言った友人の訪問看護ステーションで、産休に入った管理者の代行を務めることになったんです。やりがいを感じる反面、やってみたら大変で、会社に体力も精神力も奪われてしまうのが辛くて……。

そこに届いたのが起業家育成研修のパンフレット。読んでみたらとても勉強になる上に、自分の会社としてやっていけるチャンスがあるのなら「やらずに後悔するよりも」と、受講を決めました。

中:私の場合はお二人とは少しケースが違うのですが、すでに訪問看護ステーションを立ち上げていて、「最期まで自分らしく過ごせる場所をつくりたい」、そんな思いを胸に、看多機(看護小規模多機能型居宅介護※)施設の建設を夢見てきました。しかし、施設の建設には多額の予算が必要で、現実的には難しいと感じ、夢をあきらめかけていたんです。

そんなある日、まるで天からの声を聞いたかのような出来事が起こりました。看多機施設の建設を支援する笹川保健財団から、起業家育成研修の案内が私の手元に届いたんです。心が震えました。「これは運命だ」と直感し、迷うことなく応募を決意しました。

※「看護小規模多機能型居宅介護」とは、「通い」「泊まり」「訪問介護」「訪問看護」のサービスを1つの事業所で組み合わせて提供するサービスのこと

「日本財団在宅看護センター起業家育成研修」の受講者によるディスカッションの様子

活かせる情報ばかり。「なるほど」が詰まった、視野を広げる成功例

――「日本財団在宅看護センター起業家育成研修」は、最初の2ヵ月が「講義」です。起業に向けて医療や介護の動向、マネジメント、人材管理・育成から法律の知識まで幅広い座学となりますが、受講して良かった点を教えてください。

中:私は、やはり看多機を立ち上げる上で、人口動態など参考になる情報をたくさんお聞きできたのが良かったです。

スピリチュアルケアを実践するために、日本の多層的な宗教観や古くから伝わる民話を勧めていただいたり。また、非言語コミュニケーションの活用方法を具体的に学べたのも大きな成果だったと思います。

吉田:一番印象に残っているのは「フォレンジック看護(※)」についての勉強ですね。看護師は、その地域で起こっている問題に目を向け、介入していくことが大事なのだと改めて気付かされました。

中:在宅看護は、ステーションと高齢者のつながりだけのイメージがあるかもしれませんが、赤ちゃんからお年寄りまで、病気だけでなく心理的な面を含む全人的ケアが必要なんですよね。

高橋:私もやはり、地域医療連携の学びが印象に残っています。あと、ステーションで働くには、その地域の特性に合わせて全員が自分の役割をしっかり理解しなければいけないと実感しました。

※「フォレンジック看護」とは、暴力や虐待されている方に対しての特別なケアをする看護のこと

2025年度の研修スケジュール
・6月/開講式   
・6月上旬、7月、8月中旬/1.講義@日本財団ビル ※原則平日10:00-16:30
・8月中旬。9月、10月下旬/2.実習 全20日程度
・10月下旬、11月、12月、2026年1月下旬/講義・事業計画制作・発表@日本財団ビル ※原則平日 10:00-16:30
・2026年1月/修了式
2025年度の研修スケジュール
■事業運営力
顧客は誰で、何を求めているのか、市場調査・財務・税務・労務の知識を獲得し、地域の特色・ニーズに対応して事業 継続と発展性を考える力を習得します。
●経営、マネジメント
●財務・税務・労務の知識と 運用の仕方
●開業時の資金調達と計画書 作成
●広報スキル
●人材リクルートメント など

■行政社会力
今後の保健医療政策を概観し、地域社会における保健専門職としての看護師の役割を確立するために必要な知識を習得します。
●行政のしくみ
●社会福祉総論
●医療・介護保険制度
●超高齢人口減少時代の医療と福祉 など

■看護実践力
変容する社会の中で看護の原点を見失わず未来志向のCureとCareを実践していくため、最新のエビデンスに基づく看護ケアと病態生理に関する知識を獲得します。
●フィジカルアセスメント
●在宅看護実践と倫理
●小児・高齢者・障がい者医 療の特徴
●生と死、ACP、生命倫理
●呼吸器・循環器・消化器・神経系の機能と構造 など

■福祉・保健連携力
多職種連携を可能とする幅広い保健関連の知識と情報を習得し、地域社会の健康を守るための能力を身に付けます。
●医療と福祉の連携
●相談機能を持った訪問看護
●地域医療連携室の役割
●在宅における栄養管理
●訪問歯科と口腔ケア
●疫学 など
多方面で活躍する講師陣が、起業・経営に必要な知識・スキルを教授する

――「講義」の次は森山さんが代表を務める、「にじのはな在宅看護センター」(外部リンク)での「実習」でした。こちらの感想も聞かせてください。

高橋:これはもう、「成功されている方の事例を見せていただける」この点に尽きます。全て勉強になることばかりで、特に森山さんがご自身・職員・地域にいる全ての人を大切にする姿勢を実践されている点が本当に素晴らしいと思いました。多職種の人たちや、多くの連携先とオンラインミーティングを行ったりして。

中:地域の中心人物ですよね、お母さん的な。

吉田:多様なITを活用されていましたね。例えばBI(Business Intelligence)ツールでスタッフの稼働状況を可視化し、データをAIで分析してスタッフにアドバイスとして還元する仕組みは自分も取り入れたい。スタッフの生産性や自己肯定向上にもつながると思いました。

中:「経営は“経”を通すこと」ともよく聞きますが、いかに自分の器を大きくしていくかが大切で、その姿を森山さんに習った気がします。

結局、人柄で周囲に人が集まります。これまでの自分を振り返っても、自分だけが必死になっても、やはり人はついてきてくれませんでした。けれど森山さんの醸し出す“安心感”のようなものを肌で感じ、その空気感がスタッフや利用者さんに伝わるのだなと実感しましたね。

「にじのはな在宅看護センター」代表の森山さん(左から2人目)を囲む受講者の中さん(左端)、高橋さん(右から2人目)、吉田さん。画像提供:にじのはな在宅看護センター
「にじのはな在宅看護センター」での実習の模様。画像提供:にじのはな在宅看護センター

学びはここで終わらない。ずっと続く、生きた手本とグループの輪

実習の受入れを担当した「にじのはな在宅看護センター」代表の森山さんにも、受講者3名の印象や本研修の意義についてお聞きしました。

――研修を受講した中さん、高橋さん、吉田さんの印象はいかがでしたか。

森山さん(以下、敬称略):個性的な方々で、経歴も全く違いました。ですから、それぞれの学習ニーズに合わせながら、とにかく対話を意識しました。そして質問を共有し、考えを交わし合う中で視野を広げられれば良いかな、と。

――実習にあたり、心掛けたことはありますか。

森山:在宅看護センターをマネジメントするにあたり、一番大事なのは「人」だということをお伝えしました。スタッフと真摯に向き合っていれば、自分の知らないところでもスタッフが自分の評判を高めてくれます。

また、自分の失敗談も、そのとき何を考え、どう対応したかまで赤裸々に話しましたね。これから起業化を目指す人たちには、書店に並ぶ経営本よりもリアルストーリーが何より参考になると思います。

あとは最近、私が代表となり、広島県中区にある、専門職が経営する6つの訪問介護事業所の「経営者会」というものを立ち上げました。その第1回目の懇親会を実習中に合わせて催し、受講者の中さん、高橋さん、吉田さんにも参加してもらったんです。起業家の先輩である看護師や理学療法士との出会いも刺激になったのではないでしょうか。

実習の様子を語ってくれた森山さん。画像提供:にじのはな在宅看護センター

――森山さん自身も起業家育成研修の7期生ということで、本研修の意義をどのようにお考えですか。

森山:講師陣が在宅看護の第一線で活躍されている方ばかりで、その方々の開業当初からのお話が聞けるのはとても貴重な経験です。また、研修の学び自体もそうですが、一番のメリットは同志のネットワークに加われる点です。

例えば、開業後、人材不足で運営がピンチになっても頼れる仲間がすぐに見つかる。修了生たちには“みんなで支え合って成長する”という文化が醸成されていますし、何より笹川保健財団が卒業後も支援してくれるのが心強いです。

8ヵ月という長い研修プログラムですが、個人的には、在宅看護で起業を目指したいと思う人にとって、起業を遅らせてでも受講する価値があると考えます。

笹川保健財団の喜多会長(左)と森山さん。「にじのはな在宅看護センター」前にて。画像提供:にじのはな在宅看護センター

人も地域も大切に。自分らしく「活きられる」場をつくる

――皆さんや森山さんのお話から、研修内容の充実ぶりがよくわかります。現在、「事業計画制作・発表」に向けて進んでいる皆さんですが、今後の展望や意気込みを教えてください。

高橋:課題は山積みですが、今は事業計画の作成と、同時に事務所をどこに構えるかを探しています。やはり、地域によってやることも変わってくると思うので事務所探しは早めに。

これまで、自分の住み慣れた地域にあまり関心がなかったのですが、深く考える良い機会になっています。仲間を大事に、地域と利用者さんを大事に、その輪を広げていきたいです。

中:私は千葉市との連携を進めており、看多機の具体的な設立に向けて動き始めています。

あとは、核となるビジョンをしっかり固めたいです。個人的にはスピリチュアルケアを追究し、死に対する考え方を変えていきたい。そういう意味では、笹川保健財団が掲げる「その人らしい尊厳を守る」といった理念にとても共感しています。見えている肉体だけでない、利用者の感情や魂に寄り添いたいです。

吉田:私は2026年春に法人登記、夏開業を目標に準備を進めているところです。事業計画書を作成中ですが、収支計算に苦戦していまして(笑)。開業後は、看護の力で人々が自分らしく「活きる」社会づくりに貢献したいと思います。

インタビュー中、終始、笑顔が絶えなかった高橋さん(左)、中さん(中央)、吉田さん

――今後、研修受講を考えている潜在的な人たちに向けて、先輩としてアドバイスはありますか。

吉田:思い切って飛び込んでみたら良いと思います。正直、未経験でも在宅看護センターを立ち上げることはできます。しかし、研修を受けることで視野が広がり、より地域社会を見る目が養われるはずです。良いモデルケースとなる修了者がたくさんいらっしゃいます。

高橋:本当に参加を決心して良かったです。疑問に思っていたあれこれが研修に参加したことで腹落ちした気がします。

中:同感ですね。今までの医療に疑問を持っておられる方、今後の人生をどうするべきか考えていらっしゃる方にもお勧めしたいです。研修を受けることで、看護は社会を変えていく力になりうると、実感できると思います。

日本財団 在宅看護センターネットワーク
・起業家育成事業」 の修了者115名
・日本財団 在宅看護センターは31都道府県187事業を全国展開しています。(2026年1月1日現在)

[事業所の内訳]
訪問看護ステーション(リハビリ) 102
支所13
サテライト17
看多機8
ホームホスピス1
ささかわホーム1
居宅介護事業所23
訪問介護 通所介護5
児発(含放課後等デイ)6
定期巡回・随時対応訪問6
日中一次支援2
特定相談支援事業1
その他2

30都道府県179の事業展開全国ネットワーク!

福岡県11ヶ所
(特非)むゆうげん
(一社)レイール
(一社)ミモザ
(一社)在宅看護センター北九州
(株)ピスケア
(株)こひなた

佐賀県4ヶ所
(一社)ライフナビゲート
(一社)ホットス
(一社)居笑(看多機)

長崎県1ヶ所
アリビアール(同)

熊本4ヶ所
(株)悠・YOU・ゆう(支所)
(株)たのも
(一社) ひたむき
(株)WiLvy

宮崎県1ヶ所
(一社)レイール(支所)

鹿児島県1ヶ所
(株)ライフコンタクト

沖縄県
(有)高蔵住宅
(一社)ちゅらまーる
(同)エリスリナ

大阪府8ヶ所
(一社)養生
(一社)ソーシャルデザインリガレッセ(支所)
(一社)医療看護110番
(一社)在宅看護センター関西
(一社)ともに
(株)Care Creation
(一社)よすが
(同)Midwife Careplus

兵庫県6ヶ所
(一社)ソーシャルデザインリガレッセ(サテライト・看多機・支所)
(株)リンクル
(株)izanami

岡山県1ヶ所
(同)岡山在宅看護センター晴

島根県2ヶ所
(株)Community Care(支所)

広島県2ヶ所
(株)モンステラ
にじのはな (株)

山口県1ヶ所
(株)T-フォース

愛知県5ヶ所
(一社)黒衣
(一社)在宅看護センター永愛の泉
(一社)ベース
(株)気楽里

石川県2ヶ所
Esterカンパニー

福井県1ヶ所
cocotii(株)


三重県1ヶ所
(株)ねむの花

和歌山県3ヶ所
(一社)幹(サテライト・看多機)
(一社)幹らんど

香川県2ヶ所
(同)ハートオブナーシング(看多機)

高知県1ヶ所(支所)
(一社)カインドネス

愛媛県2ヶ所
(一社)在宅看護センター四国(看多機)

千葉県1ヶ所
(株)よもぎ

神奈川県22ヶ所
(株)在宅看護センター横浜
(一社)空と花
(一社)宝命(サテライト3・看多機)
(一社)つかさ(支所)
(一社)コ・クリエーション
(一社)Life&Com(サテライト2)
(一社)グロース唯
(一社)爱楽園(支所)
(株)ONE
(株)咲希
(株)みかん(支所2)
(株)ことぶき

青森県1ヶ所
(一社)緑の社

福島県5ヶ所
(一財)脳神経疾患研究所(看多機)
(一社)陽だまり(支所)
(株)はま福

群馬県2ヶ所
(一社)安寿
(一社)はたのおと

茨城県4ヶ所
(一社)ハーモニーナース
(株)悠・YOU・ゆう
(一社)在宅看護センター佳実結(ささかわホーム)

埼玉県5ヶ所
(一社)在宅看護センター彩り
(一社)ひかり
(株)結びの糸
(株)ココリタ
(株)Co-Co Joining

東京都32ヶ所
(一社)葵の空(サテライト)
(一社)空と花
(株)在宅看護センター城東
(一社) 街のイスキア
(株)Creade(支所)
(株)Spinner(サテライト)
(一社)すこやか(サテライト2)
(株)ハートワーカー(サテライト)
K&Y(株)
(株)すまいるナーシング
(株)エンジョイライフケア
(株)在宅看護センター品川
(一社)コモド
(一社)テラ
(一社)カインドネス
(株)Grace
(株)すえひろ(支所)
(同)あまね
(株)TBEC-SS
(同)WOTS
(株)在宅看護センターくるみ
(株)Life & eat
Luna Rainbow (同)
(株)TSCs
(株)さきわいみち

北海道5ヶ所
(一社)ちせ
(一社)ポラリス(サテライト)
(株)町コム
全国の日本財団在宅看護センター一覧。ネットワークの力で在宅看護の現場課題を解決している

編集後記

看護歴は十分にあっても、いきなり独立開業はハードルが高いもの。その思いを実現するべく、笹川保健財団の「在宅看護センター起業家育成研修」は、独立するために必要な知識を専門家から教わるだけでなく、思考と行動を先人が具体的に教える、実践的なプログラムを実施しています。

研修で実習を担当した森山さんは、今後の目標として「訪問看護の発展と質の向上」を掲げていました。「競争」から「協創」へと時代が移り変わっている中、グループメリットの大きいこの一連の取り組みは、今の社会にとてもふさわしいものだと取材を通して感じました。

取材は2025年10月に実施、受講者の3名は2026年1月、事業計画を発表して全課程を修了します。笹川保健財団では現在、2026年度日本財団在宅看護センター起業家育成研修受講者を募集中。詳細はこちら

撮影:十河英三郎

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