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WHOハンセン病制圧大使、世界保健総会で16カ国の保健大臣およびWHO幹部と面談

笹川陽平WHOハンセン病制圧大使は、第79回世界保健総会(WHA79)の開催期間中である2026年5月18日から20日にかけて、総会出席のためジュネーブを訪れていたハンセン病重点国の保健大臣をはじめとする政府高官、およびWHOのハイレベル幹部らと集中的に面談を行いました。

今回面談が実現したのは、ハンセン病重点支援23カ国のうち以下の16カ国、バングラデシュ、ブラジル、コモロ、コートジボワール、エジプト、エチオピア、インド、インドネシア、キリバス、ミクロネシア連邦、ネパール、ソマリア、南スーダン、スリランカ、スーダン、タンザニアです。それぞれの会合では、保健大臣をはじめ、保健政策を担う政府高官らが出席し、各国におけるハンセン病対策の進捗や課題について率直な意見交換が行われました。

特にタンザニアとの面談では、ハンセン病制圧に向けた取り組みをさらに加速させるための協力について前向きな議論が交わされました。これを受けて笹川大使は、近くタンザニアを訪問する意向を表明し、現地での連携強化に期待を示しました。

また笹川大使は、WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス博士をはじめ、WHOの5地域事務局長(代理を含む)とも面談を行いました。テドロス事務局長は総会本会議での挨拶の中で、笹川大使が25年にわたりWHOハンセン病制圧大使として果たしてきた功績を高く評価するとともに、現在も精力的に続けられている活動に敬意を表しました。

笹川保健財団と日本財団は、50年以上にわたりWHOを通じて世界のハンセン病対策を支援してきました。今回の一連の「マラソン面談」においても、各国政府およびWHOとの連携をさらに強化し、ハンセン病対策を持続的に推進していくことの重要性が改めて確認されました。

国際社会が「ハンセン病と、それに伴う差別のない世界」という共通のビジョンの実現に向けて歩みを進める中、笹川大使は新たなスローガン「The Last Mile Starts Now」を掲げ、取り組み強化へのメッセージを発信しました。面談後には複数の保健大臣やWHO幹部らとともに同スローガンの旗を手に記念撮影を行い、ハンセン病制圧に向けた国際的な連帯と決意を示しました。

ハンセン病重点支援国の保健大臣と面談
アレシャンドレ・ロシャ・サントス・バディーリャ・ブラジル保健大臣
メクデス・ダバ・エチオピア保健大臣
ジャガト・プラカシュ・ナッダ・インド保健大臣
ブディ・サディキン・インドネシア保健大臣
モハメド・オマリー・ムチュンゲルワ・タンザニア保健大臣
WHO事務局長および地域事務局長と面談
テドロス・アダノム・WHO事務局長
ハナン・バルキー・WHO東地中海地域担当事務局長(EMRO)
ジャルバス・バルボッサ・WHOアメリカ地域事務局長(PAHO)