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中国・ハンセン病定着村でのワークキャンプレポートが届きました!

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中国のハンセン病定着村でワークキャンプ活動を行っているNGO、JIA(Joy in Action)の夏季キャンプレポートが届きました。

中国には、ハンセン病の定着村が600以上あるといわれていますが、ほとんどの村では家屋や道路などの基礎インフラが老朽化しているほか、住民に対する近隣社会からの根強い差別・偏見の問題が残っています。

このような問題の解決に関心を持った日本と韓国の学生が中心になって、ボランティアで定着村の環境整備を始めたのが2001年。その後、中国人学生の参加も得るようになり、現在では年間1600人以上の若者が定着村でのワークキャンプに参加するまでに発展しています。ちなみにJIAの事務局長は日本人の青年で、日本からも引き続きたくさんの学生が参加しています。

財団では、地理的・社会的に孤立した定着村に住む回復者の物理的、精神的、社会的支援を行っているJIAの組織強化やキャンプ活動を支援しています。

今夏は、実施された38キャンプのうち、広東省と海南省でトイレ建設や道路舗装などを行った3つのキャンプを支援しました。天候に恵まれなかったキャンプも多かったようですが、臨機応変にスケジュールを組みかえて無事に終了したそうです。なれない環境と重労働で大変なことも多かったと思いますが、送られてきた写真で見る参加者はみんな笑顔!回復者や参加者同士の交流を通じて、何物にも代えがたいものを得たことでしょう。

JIAのワークキャンプ支援については、こちらをご覧ください。