WHOハンセン病制圧大使ブリティン WHO Goodwill Ambassador's Leprosy Bulletin

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43号 大使メッセージ BBCからの朗報

私は長年にわたり、新聞各社に対して”leper”という言葉の使用に対して抗議の手紙を繰り返し送ってきた。だから、最近になり、BBCが同社のスタイルガイドに項目を追加し、よりふさわしい専門用語の使用に努め、今後は”leper”という言葉を使わないとしたことを知り嬉しく思った。

メディアがハンセン病について正しい理解を持つようにすることは、ハンセン病制圧特別大使としての重要な責務である。新聞やテレビ放送の内容は、何百万人もの人々に伝わる。それ故、私は国々を訪問する際にどんなにスケジュールが厳しくても、メディアのインタビューはお断りしないようにしている。メディアは、私の活動において最大のパートナーなのだ。
インドでは、1日に12回のインタビューを受けたこともある。私は喉が痛くなるまで同じメッセージを繰り返し伝えた。しかし、ハンセン病患者・回復者の皆さんが受けている差別の苦しみと比べたら、苦痛でも何でもない。

しかしながら、いかに善意のある記者や編集者がハンセン病を取り上げ、ハンセン病に対するスティグマや差別を無くそうという私の呼びかけを誠実に報道してくださっても、しばしば差別的な”L-word”が見出しや本文に使用されているのだ。最近では、ガーナのウェブサイトに「ハンセン病制圧特別大使、”leper”への差別問題に取り組む」との見出しが出た。続けて記事には、「大使は”lepers”や他言語でそれに相当する言葉などの差別的表現を使用しないよう注意を呼びかけた」とあった。一方では、私のメッセージは伝えられた。しかし他方では、記者の配慮に欠けた言葉の選択によりメッセージは損なわれたと言える。勿論これはガーナに限った問題ではない。

とは言うものの、長年にわたるメディアのご協力によりハンセン病に関する知識は広まり、明らかに患者数の劇的な減少に貢献している。その点において、私はメディア各社のご協力と報道に感謝申し上げる。今後は、全ての報道機関に対し、BBCのスタイルマニュアルを手本とし、ハンセン病患者・回復者について言及する際は、彼らに当然与えられるべき尊厳と敬意を表す言葉を使用するよう呼びかけていきたい。

WHOハンセン病制圧大使  笹川 陽平

43号PDF

MESSAGE: Good News from the BBC(BBCからの朗報)

REPORT: CBR Guidelines Herald Change

INTERVIEW: Supporting Economic Independence

COLUMN: Leprosy in the U.S.

TRIBUTE: Professor Ji Baohong

BOOK REVIEW: EDU CATION AND SOCIO-ECONOMIC REHABILITATION

AMBASSADOR’S JOURNAL: A Week in Africa

NEWS: India Looks to Fill Gaps

FROM THE EDITORS: INCLUSIVE DEVELOPMENT

 

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