WHOハンセン病制圧大使ニュースレター WHO Goodwill Ambassador's Newsletter

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25号 大使メッセージ:前進に向けたパートナーシップ

最近、ジャカルタで行われた「忘れられた熱帯病(neglected tropical diseases)」の会議で基調講演を依頼されました。私のハンセン病制圧特別大使としての経験をもとに話して欲しいというご要望でしたが、以下に私の話の要点を記します。

私は、ハンセン病制圧の闘いとは、いかにしてすべての人々にこの病気についての正しい公衆衛生上の情報を確実に伝えるかということであると考えます。そのために、私は1年のうち3分の1の時間を、世界中で、政治指導者に働きかけ、最前線のヘルスワーカーを訪問し、メディアの協力を得ることのために費やしています。

私がこのような活動を進めるにあたっては、蔓延国政府、ILEP傘下のNGO、助成団体、製薬会社ノバルティスなどの間の効果的なパートナーシップを形成することに努力されてきたWHOの調整役としての働きに負うところ大であります。また、公衆衛生上の問題としてのハンセン病の制圧に向けて、数値と時間を特定した目標があることも重要です。一般医療へのハンセン病の統合も、もう一つの重要な成功要因です。

残念なことに、スティグマと差別の問題に対しては、十分な対応ができないできました。これらは、治癒した後も、人々を苦しめ続ける問題です。二回のグローバル・アピールの発表を通じて、私は、各国政府の指導者たちに、国連人権理事会がこの問題を議題として取り上げるよう働きかけることを訴えています。また、この問題について回復者自身が立ち上がってくださるよう彼らの組織化も進めています。

このような医療面、そして社会面における問題に、より適切に対処するには、現在既にあるパートナーシップに加えて、他の様々な機関、たとえばUNDP、UNICEF、世銀などが、広範な国際的パートナーシップを築いて闘いに参加してくれることが重要であると私は考えています。また、様々な社会活動に従事しているNGOに働きかけ、正確な情報を伝え、われわれの闘いに理解を求め、参加を促す努力も重要です。そして、もう一つの重要な分野は、民間企業です。私は、多くの企業が、このような病気と健康ひいては社会差別の問題に対する社会貢献活動にCSRの一環として喜んで参加してくれると確信しています。

社会に存在する多くの異なる組織や団体に横断的に働きかけ、そのもてる才能や能力を統合して発揮してもらうことが必要です。そうすることによって初めて、すべての人々が正しい知識を共有することになるのです。

WHOハンセン病制圧大使  笹川 陽平

25号PDF

MESSAGE: Partnering for Progress(前進に向けたパートナーシップ)

INTERVIEW: Keeping Up Quality

COUNTRY REPORT: Lessons from Madagascar

COLUMN: Lest We Forget

HUMAN STORY: Breaking Down Barriers

AMBASSADOR’S JOURNAL: No Slowing Down

DOCUMENT: Activists Meet with India’s NHRC

FROM THE EDITORS: PRESERVING HISTORY

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