WHOハンセン病制圧大使ニュースレター WHO Goodwill Ambassador's Newsletter

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98号大使メッセージ:バングラデッシュ首相による「ハンセン病ゼロ」に向けた決意表明

12月11日にバングラデシュの首都ダッカで開催された「ハンセン病全国会議 – 2030年までのハンセン病ゼロを目指して」に出席した。同会議の開催については、今年2月に私がシェイク・ハシナ首相と会談した折に提案し、今回実現するに至った。

バングラデシュでの「ハンセン病全国会議」にてハシナ首相と握手を交わす筆者

バングラデシュは1998年に公衆衛生上の問題としてのハンセン病制圧(ハンセン病の罹患率が人口1万人あたり1人未満)を達成した。しかし、現在も毎年3千~4千人の新規患者が発見されており、インド、ブラジル、インドネシアに次いで患者数が多い国である。

バングラデシュ保健省次官やWHO同国代表者等とともにインドネシア国営放送に出演

多くの国がハンセン病問題を重視しなくなった現在、ハンセン病対策を少しでも前進させるためには、国家の指導的な立場にある人物の後ろ盾を得ることが極めて重要である。そのため、ハシナ首相が臨席し、国中から集まった各地の保健政策担当者等600名の前で、「ハンセン病にかかわる障害・差別・病気を2030年までにゼロにする」と固い決意を表明したことは大いに評価できる。また同首相は、ハンセン病回復者を社会の一員として平等に扱い、彼らへの否定的な見方を取り払う必要性についても触れ、「彼らを追い払うような行為は断じて許されない」と強く述べたことに私は深い感銘を受けた。ハシナ首相の強い決意を受けて、今後保健省および関連当局は、ハンセン病をゼロにするために、具体的な方策を講じていくことになる。

同国初となる全国回復者会議にて

余談であるが、ある新聞記者から、「2030年までにハンセン病をゼロにするとのことだが、本当に達成可能なのか」という質問を受け、私は「これはできるかできないかの問題ではない。目標の達成に向けて、本気で取り組むか否かだ」と答えた。

WHOハンセン病制圧大使 笹川陽平

98号 PDF(英語版)

IN THIS ISSUE
Message: A Prime Minister’s Pledge
Report: Bangladesh’s zero-leprosy initiative
Voices from the grassroots
Human Story: Passionate about her work
Spotlight: Seeking redress in Japan
Interview: A daughter quizzes her father about leprosy
Ambassador’s Journal: Bangladesh
History: Taken from their parents
News: Joint action campaign; Leprosy Research Initiative
From the Editor

【お詫びと訂正】: WHOハンセン病制圧大使ニュースレター98号では、5ページのアメリカドル額と、8ページのキャンペーンハッシュタグに誤りがありました。読者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます。

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