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Community Health 地域保健の推進

「看護師が社会を変える!」ことへのチャレンジ

地域保健とは、地域に密着してそこに住む人々の健康を護る活動のことです。
笹川保健財団は、地域保健には「医療」だけでなく、「生活」支援にも関与できる看護師の力が必要不可欠だと考え、
看護師が地域で力を発揮できるようになるための人材育成や活動支援を行っています。

なぜ看護師なのか

わが国の国民医療費の総額は毎年1兆円を超えるペースで増え続けています。
人類史上初めて、超高齢社会に突入し、世代間格差、地域格差が広がる中、これまでのように「いつでも念のため病院を受診すること」が許される状態ではなくなってきています。しかし健康であること、健康を守るための手段を確保することは基本的人権の一つです。

看護師は、「医療」の場だけでなく、「生活」支援にも関与できる最大多数の保健専門家です。今後は、人々が自らの健康を考え、地域で実践可能な健康行動を行うことができるようになること(プライマリ・ヘルスケア)の普及が求められますが、そのカギを握るのが看護師です。地域住民に最も身近に存在する保健専門家として、地域でのケアや予防を行う看護師の活動を私たちは支援します。