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寄生虫対策 中央アフリカ

中央アフリカ共和国での活動

笹川記念保健協力財団は、1975年度から継続的に寄生虫症対策活動を行ってきました。

寄生虫症対策活動

1970年(昭和45年)の大阪万国博覧会の場で、笹川良一日本船舶振興会会長(当時)が中央アフリカ共和国の大統領から、寄生虫症対策の協力を求められました。当財団が1974年に設立されたことを受け、1975年から寄生虫症対策に取り組むことになり、WHO(世界保健機関)担当部門ならびに現地での調査活動を行い、1976年~2005年まで30年にわたり毎年、故辻守康博士を中心とした日本人専門家による現地技術協力を行いました。

同国における寄生虫症で最も多いのは鉤虫(こうちゅう)ですが、一人で数種の寄生虫に感染していることも多く、1983年「健康手帳」を交付し、衛生知識の教育に努め、結果、住民の意識の向上につながりました。

登録患者数(2017年度末)118人
新規診断患者数(2017年1年間)341人
財団支援内容 専門家派遣・薬品・機材供与