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フィリピンより洪水の様子

今日は豪雨のマニラからです(2013年8月20日)。いまマニラは大雨が続いています。雨が続いて、恒例の洪水になりました。マニラの洪水の写真は何度か見ていましたが、洪水のマニラに居合わせたのは初めてです。

ホテル前

協力先の人たちからは、「XX通りにいるけど、洪水でずっと動けない」とか「職場にたどり着いた職員は1人だけ。その職員はボートで出社です」などのメールが届いてきています。みなさん、いつもなら40分くらいの距離も、いたるところが通れないために数時間かかって移動しているそうです。

幸いなことに、宿泊しているホテルの前は、それほどではありませんが、ホテルから車で半時間ほどのところは、大人の腰くらいまでの洪水。昨日も今日も大統領令で、首都圏政府諸機関ならびに教育機関はお休みです。

今週はフィリピンの歴史研究や歴史の取り組みワークショップや、回復者と支援者ネットワークの総会があったりと、いろいろと計画されているのですが何しろ参加者が立ち往生していたり、自宅が冠水していたりで、なかなか予定通りに進みません。2日間の大雨はサイクロンとモンスーンのためだったそうですが、サイクロンも少しずつ移動。3日目にはようやく小雨程度になってきました。
2日目は特に雨も洪水もひどく、この日の会議に出席をするはずの人は7時前に家を出て、途中まで来たものの、大通りで立ち往生。結局会場に来ることができずに家に戻りました。家に着いたのは10時過ぎ。3時間だけ?いえいえ、15時間以上車の中で水が引いていくのを待っていたそうです。
午後に「おなかが減りました」と悲痛なメールが入ってきましたがバッグに入ったビスケットをかじってしのいだそうです。
3日目の朝はどうしても出席すると6時前に家を出ると、まだ少し冠水しているところはありますが
水はだいぶ引いており、あっさり7時には到着してしまったそうです。おつかれさまでした・・・。