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アルマウェル・ハンセン国際映画祭が閉幕、らい菌発見150周年記念イベントも終了

アルマウェル・ハンセン博士によってハンセン病の原因菌である、らい菌が発見されてから150年を記念して開催された「アルマウェル・ハンセン国際映画祭」が10月末に、無事閉幕しました。同映画祭は、笹川ハンセン病イニシアチブとベルゲン国際映画祭がベルゲン大学、ベルゲンハンセン病ミュージアムの協力を得て共催したもので、ハンセン病をテーマにした世界初の映画祭となりました。

2023年10月24日から26日にかけて開催されたこの映画祭では、ハンセン病の歴史、偏見と差別、そしてハンセン病との闘いをテーマにした、4本の長編映画と2本の短編映画が上映されました。また、ベルゲンのハンセン病ミュージアムでの上映や、学校向けのプログラムも行われました。

プレイベント

ベルゲン国際映画祭のアレクサンダー・ピーターセン氏が、ベルゲンハンセン病ミュージアムで開催されたプレイベントで挨拶をしました。
プレイベントでの上映では、ミュージアムに隣接する礼拝堂にスクリーンが設置されました。上映前に、ミュージアムのグレタ・アイラーセン氏が、満員の観客にむけ、ハンセン病と上映される短編ドキュメンタリーについて説明をしました。
上映後に観客はミュージアムのナイトツアーに参加しました。
夜のミュージアムは特別な雰囲気に包まれていました。
展示品の一部

スクールプログラム

学生からの質問に答えるアレクサンダー・ピーターセン氏とWHOハンセン病制圧大使の笹川陽平氏
映画『ラスト・マイル』の学校上映会に参加したベルゲンのアマリ・スクラム高校の生徒たちと
映画の後、大使は日本語を学ぶベルゲンの高校生たちと交流をしました。

レセプションと映画祭初日

映画祭会場のベルゲン・キノ
オープニングレセプションでの大使の挨拶
ベルゲン大学副学長のゴットフリート・グレーヴェ教授の挨拶
映画祭初日、来場者を迎えるアレクサンダー・ピーターセン氏と笹川保健財団の南里隆宏常務
映画祭の会場となったベルゲン市街