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参加者募集中!公開講座【在宅医療と看護】

財団恒例の公開講座シリーズとして、2025年度は、【在宅医療と看護】をテーマにしたオンライン講座を開催します。

超高齢社会の進展に伴い、地域での暮らしを支える在宅医療・在宅看護の役割は一段と重要性を増しています。在宅の現場を知る医師・看護師・福祉の専門家が、在宅看護の実際と、これからの地域包括ケアのあり方をわかりやすく解説します。ぜひふるってご参加ください。

講座の詳細・ご登録方法

各回ごとの受講も可能です。(事前登録制)参加ご希望の方は、参加する回のテーマをクリックし、参加登録をしてください。

・参加登録完了後、Zoomより当日の入室方法についての確認メールが届きます。届かない場合は迷惑メールフォルダーなどをご確認ください。
・ご参加いただくには確認メールの「ウェビナーに参加」ボタン、あるいは参加用リンクを押してご参加ください。ウェビナーIDやパスコード入力では入室できませんのでご注意ください。
・当日までにZoomを必ず最新バージョンに更新してご参加ください。古いバージョンの場合、参加できない可能性があります。


対 象:どなたでも歓迎します(特に、看護師、在宅/訪問看護師、看護学生、医師、介護・福祉関係者ほか)
スケジュール:※全回18:00~19:00、オンラインで開催
第1回 2026年1月9日(金)「在宅医療の課題と可能性~訪問看護の力を活かした地域包括ケア~」 佐々木淳先生 
第2回 2026年1月16日(金)「超高齢社会に期待される訪問看護の力~笑顔を取り戻すケアは地域を変える~」 秋山正子先生
第3回 2026年1月21日(水)「在宅看護センターの実践 ~地域の中で生まれる看護のかたち~」 江戸英雄氏、 中澤ちひろ氏、丸山美智子氏
第4回 2026年1月30日(金)「在宅医療・在宅看護と介護の連携の重要性」 中澤まゆみ先生

公開講座のチラシはこちらからご覧ください。

講師紹介

担当講座:第1回 2026年1月9日(金)
佐々木 淳(ささき じゅん)先生
医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長

第1回講義 「在宅医療の課題と可能性~訪問看護の力を活かした地域包括ケア~」 ご登録はこちら

~講師プロフィール~

筑波大学を卒業後、三井記念病院内科・消化器内科、東京大学医学部付属病院消化器内科等を経て、2006年に当時まだ数少なかった24時間対応の在宅総合診療を行う診療所を開設、在宅医療をリードする存在となる。2008年に医療法人社団悠翔会として法人化し現職。「たとえ病気や障害があっても、残された時間が短くても、自分らしい生活を楽しみ、人生の主人公として生きること」を重視。病気の治療だけでなく、患者の人生や価値観に寄り添う“在宅総合診療”を目指している。

担当講座:第2回 2026年1月16日(金)
秋山 正子(あきやま まさこ)先生
ケアーズ白十字訪問看護ステーション 統括所長、認定NPO法人マギーズ東京 センター長

第2回講義 「超高齢社会に期待される訪問看護の力~笑顔を取り戻すケアは地域を変える~」ご登録はこちら

~講師プロフィール~

がんに影響を受ける全ての人々のために開かれた「マギーズ東京」共同代表
秋田県生まれ。看護大学を卒業したのち、臨床や看護教育に携わるなかで、実姉の末期がんの在宅ケア〜看取りの経験などを通し、訪問看護の世界へ。訪問看護を実践するなかで、日本におけるがん患者と家族のための空間の必要性を感じていた。2008年に、イギリスの「マギーズセンター」の存在を知る。翌年、現地を訪問。2011年にマギーズセンターをモデルにした「暮らしの保健室」を開設。2016年10月には、日本初となる「マギーズ東京」をオープンした。マギーズ東京は、がんに影響を受ける全ての人々のための相談支援の場、第二の我が家として開かれている。

担当講座:第3回 2026年1月21日(水)
江戸 英雄(えど ひでお)氏
東京:一般社団法人 コモド 代表理事

第3回講義 「在宅看護センターの実践 ~地域の中で生まれる看護のかたち~」 ご登録はこちら

~講師プロフィール~

「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業5期生。修了後、2019年、東京都豊島区にコモド訪問看護ステーション を設立し、代表理事/所長に就任。訪問看護認定看護師として質の高いケアと、24時間365日体制・終末期ケアにも対応。利用者の「住み慣れた家での生活」を尊重する姿勢を理念に、多職種連携と個別ケアを重視している。

担当講座:第3回 2026年1月21日(水)
中澤 ちひろ(なかざわ ちひろ)氏
島根:株式会社Community Care 代表取締役

第3回講義 「在宅看護センターの実践 ~地域の中で生まれる看護のかたち~」ご登録はこちら

~講師プロフィール~

「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業8期生。修了後、島根県雲南市に訪問看護ステーションコミケアを設立。 病児から高齢者まで、医療ケア・リハビリ・認知症ケア・緩和ケアなど幅広く提供し、地域の健康づくりにも力を入れる“地域密着型”の在宅看護サービスを提供。「暮らしの中にケアを届ける」を理念に、地域包括ケア・コミュニティナースの育成・地域活性化にも尽力している。

担当講座:第3回 2026年1月21日(水)
丸山 美智子(まるやま みちこ)氏
和歌山:一般社団法人 幹 代表理事

第3回講義 「在宅看護センターの実践 ~地域の中で生まれる看護のかたち~」ご登録はこちら

~講師プロフィール~

「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業4期生。修了後、和歌山県紀の川市に幹在宅看護センターを設立。開設当初から、0歳〜高齢者、医療的ケア児〜終末期の方まで年齢・状態問わず在宅看護を提供。訪問看護・リハビリ・多職種連携など、多機能なサービス体制を整備。その後は、在宅看護を地域に広く普及させる取り組みを進めるとともに、医療サービスの枠を超えて“よりよい暮らしを支える”事業展開を推進。「幹らんど」を開所し、児童発達支援など、地域の誰もが安心して暮らせる包括的支援へと活動の幅を広げている。

担当講座:第4回 2026年1月30日(金)
中澤まゆみ(なかざわ まゆみ)先生
ノンフィクションライター

第4回講義 「在宅医療・在宅看護と介護の連携の重要性」ご登録はこちら

~講師プロフィール~

1949年長野県生まれ。
雑誌編集者を経てライターに。女性・移民・マイノリティをテーマにルポルタージュなどを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。介護をきっかけに、医療と介護、福祉分野での執筆を始める。
著書に、『ユリー日系二世NYハーレムに生きる』(文芸春秋)、『おひとりさまの「法律」』『男おひとりさま術』(いずれも法研)、『おひとりさまの終活』(三省堂)、『おひとりさまでも最期まで在宅』『おひとりさまの終の住みか』『おひとりさまの介護はじめ55話』『人生100年時代の医療・介護サバイバル』(いずれも築地書館)など多数。最新刊は司法書士との共著『認知症に備える』(自由国民社)。
取材執筆のかたわら全国で講演活動を続け、在住の世田谷区では介護家族・住民目線でシンポジウムや講座を開催。住民を含めた多職種連携のケアコミュニティ「せたカフェ」も主宰。「認知症カフェ」、「せたがや居場所サミット」などを開催する。
認知症になったひとり暮らしの友人を19年介護。認知症になった母を4年間遠距離介護。2017年に自宅で看取った。2020年には、96歳の父をコロナ下で見送る。
世田谷区認知症施策評価委員。毎日新聞WEB「医療プレミア」でコラム「最期まで私らしく~知っておきたい在宅医療・ケア」を連載。