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起業家育成事業の開講式を行いました!

2019年度「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業 6期生18名の受講式を行いました。式典には日本財団の笹川会長をはじめ、厚生労働省医政局看護課、日本訪問看護財団、そして本事業の修了者の方々が全国各地よりお祝いに駆けつけてくださいました。

笹川会長は、数十年経てば在宅療養が当然の医療のあり方に変わる可能性を示唆し「先陣を切る皆様に志高く良い仕事をしていただきたい」と述べられ、溢れるような情熱とどんな困難にも耐え忍ぶ忍耐力を持ち続け、成果が出るまで努力をし続けて欲しいと、ありがたい激励を頂きました。

厚生労働省 医政局看護課 島田陽子課長の代読、長谷川洋子様からは、急速な少子高齢化に伴う患者・住民のニーズの変化と、飛躍的に拡大している看護師の役割について述べられ、在宅で療養生活を支える訪問看護師は、多職種と連携しながら在宅医療のキーパーソンとなって欲しいと述べられました。

日本訪問看護財団からは長年、訪問看護ステーションを運営・発展させられた平原優美事務局次長がご参加くださいました。平原様からは、「常に自分は良いケア、良い運営をしているだろうか」と自分自身の振り返ることの重要性を話され、試行錯誤しながら地域に看護の見える化を進めていって欲しいと話されました。

本事業の先輩として1期生の一般社団法人 空と花の代表理事である石川徳子様は、ご自身を木の葉に例え「この研修を通じ、1枚の頼りない葉っぱであった自分が、かけがえのない仲間と共に地域に根を張る木となり、人々の健康と言う果実をたわわに実らせつつあります」と述べ、起業という目標に向かって8ヶ月間の研修を悔いを残さず学んで欲しいと挨拶をされました。

これらの叱咤激励に対して、受講者代表 頓宮 正樹氏からは、「同じ志を持つ同士として、仲間として礼節を重んじ、絆を深め助け合いながら『看護師が社会を変える』の目標に向かって歩みます」と力強い決意が述べられました。

開講式後の懇親会では1期生から6期生までが参加し、現場の実際についてアドバイスを受ける等、親交を深めました。今後、6期生は「看護師が社会を変える」起業家となることを目標に8ヶ月の講義・研修を受講します。

皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。